SE神谷翔のサイバー事件簿2 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.17
  • (0)
  • (7)
  • (14)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 73
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420953

作品紹介・あらすじ

「娘は預かった」。警視庁生活安全部長に届いたハッカー集団からの脅迫メール。手がかりはリンク先の動画に写るTDRのシンデレラ城だけだった。警察を嘲うように次々届く謎のヒント。誰が何の為に?元ハッカーでサイバー捜査に携わる神谷翔と先輩・理沙の凸凹コンビが奮闘するITミステリ。無防備なネットの恐怖を炙り出すシリーズ第二弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ第二弾。
    結構専門用語で出てくるが、ネットの世界は怖いな。
    神谷の恋人の失踪事件も少し書かれており、今後の展開が楽しみ。
    (電子書籍 honto)

  • 第2巻である。
    1巻の印象はいまひとつであったが、2巻になって物語りは面白くなってきた。人物描写は相変わらずいかがなものかというものであるが、ストーリーは面白くなってきた。SEの仕事やネット社会のことが色々とかかれており、そちらも興味深く読むことができた。
    星の数は変わらないが1ランクアップである。

  • 20150120読了

  • 二作目。
    こちらも前回同様短編集。なので手の空いた時間にさらりと読破してしまいました。
    前作に比べると神谷の行動がハッカーよりになってきているような気がします。うむ、面白いから良いのだけど、タイトルでSEって言っちゃってるのにな…とは思う(笑)

    今回は神谷の過去に触れることも多かったように思います。最初の誘拐事件では失踪したという恋人のお兄さんが出てきたり、彼らが一体何を追いかけているのかだったり。迫ってはいるけど確証まではいかない。

    相変わらず、物語に大きな波があるわけではないけど、さらりと物事を解決していくこの感じ結構好きかもしれないです。あと、神谷と夏木さんがすっかり打ち解けている所にちょいちょいニヤニヤ。この二人のコンビ好きだわ。

  • シリーズ2冊目。セキュリティホールを使った攻撃や、ウイルス感染した社内PCがボット化したのが原因の情報漏洩。
    ディズニーの小ネタ(でもかなりのマニアック度)が唯一一般の話題かしらー。
    前に、これが原因で無実の人が誤認逮捕される事件もあったし、ITがらみの事件が複雑化かつ増加している今日、素人でも最低限のセキュリティ知識は持った方が良いと思う。
    記述にあるように、最近は予算削減ばかりで場当たり的な対応しかしないため、古い汚いプログラムなんかは読み解くのにも時間がかかるし、顕在化してないバグがいっぱい。。
    プログラムの勉強もちゃんとやる必要もある気がするわー。

    彼女の失踪事件も謎が深まるばかり。肉体的な強さを持たない翔君がどうやって彼女に近付くのか気になるけど、なにやら大きい陰謀もありそうだし、次回かな?

  • 140419

  • 1より面白く読み進められた
    でもやっぱ説明たくさん。
    わかる人は説明が余計だろうし
    わからない人はこの説明があってもわからないのではなかろうか。。。

  • 凄腕ハッカーだった神谷がSEとして勤める中で起きた
    ITに関わる事件を解決していく2巻目

    誘拐?情報漏洩?占いサイト?

    便利の裏側に潜む危険に1人危機感を募らせる
    そんな読後感

    TDRの小ネタ話が多くてそれもちょっとお得だったw

    いかに無自覚にPCやネットのあれこれを使用しているか
    じ、自分は大丈夫なのかな…と心配になる
    一家に一台じゃないけど
    これからの時代
    うちにも神谷君がいてくれたら安心なのに…(

    日常問題を解決しつつ
    奥に控えてる神谷の恋人の失踪事件にも
    ジワジワと迫っていて、
    今後の展開に期待が高まる

  • ディズニーの知識まで・・・。面白かったけど、謎の組織のほうはあまり興味なし。会社がらみのごたごたのほうがいい。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1974年東京生まれ、女性。1997年青山学院理工学部物理学科を首席で卒業後、某通信会社に入社。現在に至るまでERPシステム開発、グローバルネットワーク設計、CTI/CRMシステムの開発などを手がける。2002年2月、ProjectSEVENの連載をインターネット上でスタート。多くの読者の支持を得て、出版デビュー。その後「WEB探偵 昴」を出版。

「2007年 『Project SEVEN』 で使われていた紹介文から引用しています。」

七瀬晶の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×