恋する旅女、世界をゆく ――29歳、会社を辞めて旅に出た (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422193

作品紹介・あらすじ

29歳で会社を辞め世界放浪の旅に。結婚や出産という女の転機を迎える30歳を前に、自分らしく生きることを決めた。会社を辞めた夜、「旅で素敵な女性になるのよ!」と言ってバックパックを背負い家を出た著者は、時に贅沢を楽しみながらも、各地で泣き、笑い、疾走する。やがて訪れた心の変化とは?瑞々しい感性で描かれる新感覚旅行記!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの通り世界を旅することに決めた女性の旅行記で、今も昔も旅は人の心を駆り立てる。なにより一年間旅に出る決断をした勇気がすごい。自分もこうありたいと思うが、いろんな言い訳をして長期間の旅に出ることはなく今に至る。やりたいことをやる勇気はなかなか出るものではない…。
    著者は旅作家としてフォトグラファーとして、離島アドバイザーとして大きく変わった人生を謳歌していることだろう。
    人生の舵取りは自分で!を体現されている彼女に尊敬の念を抱く。

  • 2014年に購入、当時一度読みかけて、挫折。
    そこから積読本になっていました。

    29歳、会社を辞めて旅に出た。

    文章から感じる著者は、
    私が学生時代だったら友達になっていないかも。
    著者は、きっと目立つし、強いし、モテるし、
    ヒエラルキーの上の方にいるんだと思う。
    それでも満たされな欲求とか、好奇心とか、行動力、
    社会人になった彼女のバイタリティに尊敬します。

    著者が旅行していた時代と、今はかなり変わっているのでしょうか。それとも変わっていないのかな。

    本作は、著者の旅行の全体の1/3ぐらい?が書かれています。
    インドネシア~マレーシア&シンガポール~ミャンマー~タイ・ラオス・カンボジア~インド。

    結構サバイバル(?)な宿に泊まったり、
    現地で仲良くなった人たちとの交流を描いていたり、
    観光地は私も携帯で画像を探しながら読み進め、
    少しずつ著者との距離が縮まった気がします。

    私自身がそこまで旅に出たい!
    というタイプではないので、
    たまに読む旅行記は刺激的で、
    新しい発見があって、
    私の知らない世界を、
    著者の目線で伝えてくれることに感謝します。

    やっぱり私の中のキングオブ旅行記作家は、さくら剛さん!笑

  • 行動力には刺激を受け、またむちゃな旅がしたくなったけど、文体があまり好きじゃなくて、読了せずに本を置く。。

  • インドに興味がある。いつか行ってみたい。

  • 私は立場が違うし会社はやめられないし1年単位で旅には出られないし、だけれど、女ひとり旅29歳の思いを気取らないで率直な気持ちをすらすら書いてあるので、読みやすくひとり旅に出る後押しになりました。

  • 著者は幼少の頃から孤独感が心の中にあったと言います。30歳を前に仕事や恋人とも別れをつげ、一人で世界を旅する決心をします。自分の中にある孤独感と向き合うために・・・。東南アジア、インドを巡る旅を終えて、彼女の心の中にどんなものが残ったのか・・・。

  • 29歳会社を辞めて旅へ出る。東南アジア、インド。
    文章だと異国の風景をイメージしにくく、フォトエッセイみたいだったら良かったです。写真をもっと見たい。

  • 旅本の良いところは、読んだだけでいろんな国に行った気分になること!!今回はアジアを、中心に何ヵ国か旅をしました^^笑。個人的にはミャンマーに行きたい♪旅の途中で出会った韓国人の、次にいつ逢えるかわからない。逢えないかもしれないけど、逢えると思っていたら生きる希望になる。ポストカードにしたいくらいいい言葉(^^)旅にはつきものの悲しい現実。それでも一緒に旅した時間は、ずっと残りますよね^^旅中に出会った素敵な友達がたくさんいる著者が羨ましい!

  • 東南アジアを自由気ままに旅することは羨ましくもあり。特にミャンマーは、観光地としてまだまだ未知の部分が多く興味深かった。ただ、それぞれの場所の細かい描写が乏しく、少し不完全燃焼。

  • アインシュタイン相対性理論、時間の感じ方は人それぞれ違う

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著者プロフィール

小林希(こばやし・のぞみ)
1982年東京都出身。旅作家。立教大学卒。29歳のときに勤めていた出版社を退社し、世界放浪へ。
その旅の顛末をまとめた『恋する旅女、世界をゆく』(幻冬舎文庫)で旅作家としてデビュー。
以来、世界中を旅して訪れた国は60カ国以上になる。現在、日本旅客船協会の船旅アンバサダーを務めている。
著書に『旅作家が本気で選ぶ! 週末島旅』『頑張る自分に、ご褒美旅を 週末海外』『今こそもっと自由に、気軽に行きたい! 海外テーマ旅』などがある。

「2020年 『旅が教えてくれた 仕事と人生に役立つ100の気づき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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