恋する旅女、世界をゆく ――29歳、会社を辞めて旅に出た (幻冬舎文庫)
- 幻冬舎 (2014年7月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (454ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344422193
作品紹介・あらすじ
29歳で会社を辞め世界放浪の旅に。結婚や出産という女の転機を迎える30歳を前に、自分らしく生きることを決めた。会社を辞めた夜、「旅で素敵な女性になるのよ!」と言ってバックパックを背負い家を出た著者は、時に贅沢を楽しみながらも、各地で泣き、笑い、疾走する。やがて訪れた心の変化とは?瑞々しい感性で描かれる新感覚旅行記!
感想・レビュー・書評
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タイトルの通り世界を旅することに決めた女性の旅行記で、今も昔も旅は人の心を駆り立てる。なにより一年間旅に出る決断をした勇気がすごい。自分もこうありたいと思うが、いろんな言い訳をして長期間の旅に出ることはなく今に至る。やりたいことをやる勇気はなかなか出るものではない…。
著者は旅作家としてフォトグラファーとして、離島アドバイザーとして大きく変わった人生を謳歌していることだろう。
人生の舵取りは自分で!を体現されている彼女に尊敬の念を抱く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014年に購入、当時一度読みかけて、挫折。
そこから積読本になっていました。
29歳、会社を辞めて旅に出た。
文章から感じる著者は、
私が学生時代だったら友達になっていないかも。
著者は、きっと目立つし、強いし、モテるし、
ヒエラルキーの上の方にいるんだと思う。
それでも満たされな欲求とか、好奇心とか、行動力、
社会人になった彼女のバイタリティに尊敬します。
著者が旅行していた時代と、今はかなり変わっているのでしょうか。それとも変わっていないのかな。
本作は、著者の旅行の全体の1/3ぐらい?が書かれています。
インドネシア~マレーシア&シンガポール~ミャンマー~タイ・ラオス・カンボジア~インド。
結構サバイバル(?)な宿に泊まったり、
現地で仲良くなった人たちとの交流を描いていたり、
観光地は私も携帯で画像を探しながら読み進め、
少しずつ著者との距離が縮まった気がします。
私自身がそこまで旅に出たい!
というタイプではないので、
たまに読む旅行記は刺激的で、
新しい発見があって、
私の知らない世界を、
著者の目線で伝えてくれることに感謝します。
やっぱり私の中のキングオブ旅行記作家は、さくら剛さん!笑 -
行動力には刺激を受け、またむちゃな旅がしたくなったけど、文体があまり好きじゃなくて、読了せずに本を置く。。
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インドに興味がある。いつか行ってみたい。
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私は立場が違うし会社はやめられないし1年単位で旅には出られないし、だけれど、女ひとり旅29歳の思いを気取らないで率直な気持ちをすらすら書いてあるので、読みやすくひとり旅に出る後押しになりました。
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著者は幼少の頃から孤独感が心の中にあったと言います。30歳を前に仕事や恋人とも別れをつげ、一人で世界を旅する決心をします。自分の中にある孤独感と向き合うために・・・。東南アジア、インドを巡る旅を終えて、彼女の心の中にどんなものが残ったのか・・・。
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29歳会社を辞めて旅へ出る。東南アジア、インド。
文章だと異国の風景をイメージしにくく、フォトエッセイみたいだったら良かったです。写真をもっと見たい。 -
旅本の良いところは、読んだだけでいろんな国に行った気分になること!!今回はアジアを、中心に何ヵ国か旅をしました^^笑。個人的にはミャンマーに行きたい♪旅の途中で出会った韓国人の、次にいつ逢えるかわからない。逢えないかもしれないけど、逢えると思っていたら生きる希望になる。ポストカードにしたいくらいいい言葉(^^)旅にはつきものの悲しい現実。それでも一緒に旅した時間は、ずっと残りますよね^^旅中に出会った素敵な友達がたくさんいる著者が羨ましい!
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東南アジアを自由気ままに旅することは羨ましくもあり。特にミャンマーは、観光地としてまだまだ未知の部分が多く興味深かった。ただ、それぞれの場所の細かい描写が乏しく、少し不完全燃焼。
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アインシュタイン相対性理論、時間の感じ方は人それぞれ違う