- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344423275
感想・レビュー・書評
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尊敬するアスリートの一人である桑田さんのエッセイ。出版時に単行本で読みましたが、文庫で再読。やはり彼は素晴らしい。
努力の人。小学校の頃から毎日50回のシャドーピッチングを欠かさない。でも、根性論での非効率的な練習はしない。
感謝の気持ちを忘れない。両親、友人、先輩、コーチ、そして野球への感謝の気持ちを持ち続ける。
プロフェッショナル。野球をとことん勉強するのはもちろん、関連する栄養学、運動生理学にも詳しく、さらには芸術、文学など、教養を身に着けようと努力する。(引退後、早稲田大学大学院に入学し、首席で卒業)
あれだけの実績、これだけの頭脳を持ちながら、いまだにプロ野球界での指導者歴がないというのは、あまりに生真面目すぎることで、他がついていけないのか、入団時のダーティなイメージがいまだに尾を引いているのか。
桑田さんは、イチローと並ぶ真のプロフェッショナルであり、もっともっと評価され、表舞台での更なる活躍を期待したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読後、清原派から桑田派に変化。
合理的でぬくもりを感じる内容。
手本としたい。 -
謙虚について学べたと思う。
桑田氏は、嬉しいことがあっても結果を出しても傲ることなく、冷静に謙虚に考えることが出来たのは何故だろうかと思う。 -
目からウロコが…
今の指導者が読むべき本だと思う。
群馬のあるボーイズリーグの監督は、選手への怒鳴りが凄まじく、試合中にタイムもかけず、選手を叩きにグランドに入ってきた。まず、自分のマナーだろう。