新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか (幻冬舎文庫)
- 幻冬舎 (2018年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344426931
感想・レビュー・書評
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道徳なんて時代と共に変わる。大人が道徳として何を教えるか、なぜ教えるか、を考えることが大切。いざ教える立場になると、困ることばかり。
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子供の頃に受けた道徳の授業を思い返しながら読みました。一方的に教えられる「道徳」への武さんの鋭い見方が書かれています。いいことをする、道徳的な行為をするって、自己満足につながることが多いですよね。少なくとも私はそうです。いい事したな〜と酔い知れてしまったり。でも世の中には自己満足とは関係なくとっさに利他行動を取れる人たちがいるのも知っている。いろいろ考えさせられました。
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タケシさんなりの切り口で、私たちが受けてきた道徳を批判している一冊。あんなに言われたら、道徳の授業するの怖くなる。言っていることはすごく共感する。
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我が師の1人による、またまた独特のタイトル本。結論として「手前で考えろ、本気で」に尽きる。全体の半分くらいの主張に対して、その通り!と思い、30%ほど、それはちゃうんでは?と思い、残りはうーむわからん、という感想。レンジがかなり広いため、うなってしまう場面多し。語り口がまたすっきりしているため(これは随分と変化した)すんなり頭に入っては来るが、油断するとすぐ抜ける。中々に癖がある。
それが氏ならではであります。 -
たけしが小学校の道徳の教科書に突っ込みを入れる形で始まる著書ですが、なかなか深いことが書いてあります。
確かに道徳って、考えようによっては人に押し付けるのは危険だと思いました。自分なりのルールがあればそれが道徳というのは説得力があります。
なんにも考えていないのがまずいんですよね。 -
道徳とは、自分の生き方。
そこに関しては全く同じ考えだけど、半分共感できて、半分自分のこだわりを正当化している感じ。
ビートたけしは大好きだけど、やはり本となるとそうなってしまう。
新書にありがちな最初はすごく読みやすいが、後半は徐々に戦争や社会問題に発展して、んー。なところも若干。 -
食料危機とか…これから本当に来るっぽいことが書かれていて慄然としました…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まるで平和ボケ真っただ中な僕の頭ン中…たけしさんに喝を入れてもらったやうな気が致しました…。
ヽ(・ω・)/ズコー
そうですねぇ…ここ最近は「生きている実感」なんて感じず、ただダラダラと、時の赴くままに生きているような気がしてなりません…それはやっぱし「死」というものが遠くなってしまった現代人だからなのかもしれません!
もっと死を身近なものとして感じましょう!! と言ってもなかなか難しい世の中ですねぇ…死体をテレビに映すのはNGなんだそうです…そうなんだ! 初めて知りましたねぇ…。
まあ、そんなアレでこれから生きて行かなくてはならぬ子供たちに向けて、いや、子供たちと向き合う大人に対してかな、色々と一家言あるたけしさんが色々と書かれている本です…でした…(?)。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー