猫は、うれしかったことしか覚えていない (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344430532

作品紹介・あらすじ

梅干しの種を飲み込んで、開腹手術を受けた猫のコウハイ。苦しかっただろうに、獣医師によると、「また、誤飲しますよ」。猫には楽しい記憶だけが残るので、種を転がしておもしろかったな、とは覚えているけど、苦しかったことは忘れてしまうそう。うれしかったことだけ積み上げて生きていく。そんな猫たちの、可愛くて笑えて、沁みるはなし。

感想・レビュー・書評

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  • ⁡⁡猫ちゃんには素敵に生きるヒントがいっぱい!⁡
    ⁡見習わなければいけないことがたくさんありました。⁡⁡

    ⁡自身を理解してもらうためにたっぷり時間をかける。⁡
    ⁡ときには素直に助けを求める。⁡⁡
    ⁡戦う時は本気を出して精一杯。
    ⁡「認めているけど、スルーしあえる仲」⁡⁡があってもいい。⁡
    ⁡⁡
    ⁡特に最後の「猫は日常に感謝する」というタイトルは⁡
    本当に⁡ハッとさせられました。⁡

    ⁡猫ちゃん好きの方はもちろん
    ⁡なんだか日々が窮屈だなと感じる方
    ⁡是非読んでみてください。⁡
    ⁡⁡
    ⁡もっと気楽に気楽に…

  • 楽しい本でした。心がなぎますね。

  • 癒し!やっぱり猫は素敵

  • この本を読んで、「私は猫になりたい」。そう思いました。そして多くの人が猫のような思考?になれたら、きっとハッピーになれるだろうな、と思いました。

  • あるある!って思いながら読みました。我が家のネコ自慢が描かれてある(いい意味で)ほのぼのとした内容です。

  • 猫には猫の世界があるから結局全てを理解することはできないけど、何も伝わらないわけじゃない。同じ世界に生きるただの生き物同士、同じ瞬間を共にできることを、改めて幸せに感じられる作品でした。猫っていいよね。

    先日、私の家の近所から地元に戻って行った妹と猫2匹。しょっちゅう遊んでいたので寂しくて、猫不足になっていた時に、地元に戻る予定ができたので、帰りの新幹線で読む用に購入。

    アドとアマよ、待っていてね。わくわく。

  • 「大切なことはすべて○○が教えてくれた」というフレーズを時々耳にします。
    ○○には「本」「野球」「音楽」など何でも入るが、「猫」もピッタリはまると思った。

    猫は、落ち込まない
    猫は、本気で戦う
    猫は、ほどよく無視する
    猫は、淡々と過ごす
    猫は、………

    と、「猫は、こんなふうにして生きているよ」ということを綴ったエッセイですが、人生訓として読むこともできます。

    猫のように生きて行けたらいいなと思う。
    なんとなく知っている話ばかりだけれど、何度聞かされても猫とか犬の話題は微笑ましい。

    ミロコマチコさんの絵が本書の面白さを倍増させるのに一役かっている。
    絵を見ているだけでも微笑ましい。

    「しあわせ4コマ豆柴センパイと捨て猫コウハイ」という2匹の写真で作った本もあったので一緒に読んだ♪
    実際の猫ちゃん達の姿が愛らしく感情移入しやすいので一緒に読んで正解!

  • 猫は楽しい記憶だけが残る。苦しかった記憶はそのうち忘れる。
    羨ましいやら、いや私も辛かったことは忘れてるような・・と思いながら読み進めた。犬のセンパイと暮らす猫のコウハイや、石原さんの周りで暮らす猫の生活の記録。
    ほのぼのとして、ほっとする。
    えーーーっとなったりもするけど、猫の前向きさに元気をもらえる一冊です。

  • ねこちゃん可愛いなーと思いながら読んだ。
    思ってたよりは楽しかったけど再読は微妙。

  • 我が家にもキジトラの保護猫がいるので
    ふむふむとうなずける部分は多々あります
    でも、うれしかったことしか覚えてないなら
    病院も行くのを早々と察知して泣き叫ぶのは
    なぜだろう……

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著者プロフィール

栃木県生まれ。エッセイスト。日々の暮らしや犬や猫のことを中心に執筆。著書に『豆柴センパイと捨て猫コウハイ』『犬猫姉弟センパイとコウハイ』『しあわせ4コマ豆柴センパイと捨て猫コウハイ』、『猫は、うれしかったことしか覚えていない』(ミロコマチコ氏との共著)など。

「2022年 『楽しかったね、ありがとう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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