- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344431102
作品紹介・あらすじ
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感想・レビュー・書評
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運動大事。これに尽きる感じかな?
あまり目新しい情報はなかったかも…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
健康にまつわる情報は巷に氾濫していて、「老いに抗う」「健康に生活」するためには、あれもこれも食べなくてはいけないし、寝る時間も惜しんで運動しなくてはならない笑。
漫画を交えながらの本著、今までの情報とは一味違う言葉が詰まっている良書だった。
興味深かったのは、後半の江戸時代の学者 貝原益軒が説く「養生」に関する考察以降の部分。
中高年は身体の変化によって、特に「養生」つまり、生活習慣に気を配って健康を維持することが大切となる。
【考えても解決しないことをクヨクヨ考えない】は目から鱗。
考えても解決しないことを頭の中で何度巡らせても、無益だ。
過去に置いてきてしまったことは取り戻せない。
自分以外の他者を変えることもできない。
ふとした折に考え始めては自分を責めたり、怒りを再燃させたりして自分の持つエネルギーや時間を浪費することが多いことに気づく。
「クヨクヨ考えない」というとても軽妙な言い回しが、すとんと胸に落ちる。
これからは持続性も物事の大切な軸となる。「中庸」を大切に「ほどほど」に価値を置き、自分の身体と心が放つ「サイン」にしっかりと向き合う。頑張り過ぎや張り切りすぎは心も身体も摩耗してしまう。
さらには以前の自分や他者と比べたり、「世間並」という幻の軸に振り回されたり、「いつもと同じように」という習慣に固執するなど少ないエネルギーを浪費することはあえて避けるという考え方も首肯しきり。
完璧主義は手放すに限るなあ。
何事も思い通りにしたいのが人の常だが、不如意な部分に目を凝らして心と体を擦り減らすよりは、自分の好奇心を失わず行動を変容させていきたい。
若さはとても大切なものだけれど、齢重ねて見えてくる今までにない景色があることも少しずつ実感中。あちらもこちらも痛いし、不便もあるけれど、養生していこうっと。 -
「のうだま」でも思いましたが、とてもわかりやすい。
「アクティブエンパシー」という言葉を知らなかったので、自分がすぐ泣くのは前頭葉の衰えで感情コントロールが出来なくなったからだと思ってました。
とにかく、運動しなければ!です。それから好奇心を大切にします!
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骨の老化の説明がわかりやすかった。
私は、現在は適度な運動になる仕事に就いているので、状況が許す限りは継続したいとモチベーションが上がりました。
辛酸なめ子さんの解説も良かった。耳が遠くなってきて断片的にしか会話が聞き取れなかったとのこと。そこに出てきたワードが「豚しゃぶ、かき氷、淡谷のり子」って、どんな話題(笑)。 -
20240309
戦前の平均寿命は50歳だった。
人間の体は50歳までの設定。
そんな事を知らされた51歳はかなりの衝撃を受けた。
これからの人生を儲けもの人生だと思って、やりたい事をやる。
そのために大事な事は、運動、睡眠、食事。
そして老害と思われないような穏やかで、ポジティブな言動を心掛けてようと思う。
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あちこちにガタが来ている身体とこれからどう向き合っていくのかを考えたくて読みました。
堅苦しくないので読みやすかったです。
著者と元医師のアンさんの対話で話が進みますが老いは体にプログラムされたもの、寿命の設定は50歳まで等々と知らないことが多々ありました。
これからの日々の暮らしの参考にしたいと思います。 -
生活エッセイかと思ったら、まじめな身体の本。身体の老化のしくみと対策をわかりやすく紹介。この力の抜けたイラストでやってみようと言われると、自分にもできそうな気がする。
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人生を楽しむためには、好奇心を失わないこと!
そして時にはハメを外す!
というのを意識していきたいと思いました。
あと運動も習慣化していきたいな。 -
ためになった
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f.2021/8/14
p/2021/8/6