- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344810440
感想・レビュー・書評
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天使シリーズ。
啼く夜、のスピン。受けの兄の話。
弟が復讐の為にきゅうちに陥った時、頼ったヤクザの息子は同級生だった男で、彼はずっと自分のことを好きで、、。
同級生である、という立場を守るためか、受けの気持ちを上手にスルーする攻め。
受けは受けが片思いしている事を知っている同棲相手がいるが、ヤクザである実家から戻って来いと命令されはじめてその同棲相手が組の意向だったと知り傷つく。
そんな中、攻めが何者かに襲われ…。
呆気ない幕切れでビックリの終わり方だった。
これ、この後二人共幸せになれるんですかね? -
うあー・・・泣いた。泣かされた。
前作でもグッときましたが、今回はそれを越えほろほろと・・・。
「天使の啼く夜」スピンオフ。
純愛ですね。
水商売オーナー×ヤクザの組長の息子(かたぎ)です。
前作では主人公CPの受の兄として登場していた男が、今回の想われ人として登場します。
ふたりは同級生で、受の片思い。
自分にも恋人がいながらそれでも忘れられない男を、自虐的なまでに健気に想い続け、ひた隠しにし友人として振舞っています。
どんどん追いつめられていく受の、攻に対する想いが切なくて切なくて・・・幸せになんかなれない立場に、破滅の足音が聞こえてきます。
前作よりも受攻共に心の機微が伺えて、より引き付けられました。
結末はそうくるかー!と、ちょっとびっくりしましたが、嬉しくもざわざわする気持ちでいっぱいです。ハッピーエンドなんですけどねぇ。
・・・幸せになれますように!!
天使シリーズ(全3巻)
1.「天使の啼く夜」
2.「天使の爪痕」
3.「天使の方羽」 -
続きものとは知らずに読んでしまったので、登場人物が良くわからなかったが面白かった。幸せになれば良いね。
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うまい。のれた♪スゴいwwあれだけのものを捨てて行けるなんて!しかもブラコンなのに!www カッコ良すぎだww惚れる〜
立場に振り回され続ける弱い瀬ノ尾、冷たいほどに力強く生きる対照的な桐嶋。やり場のない心理描写、ハッキリ拒絶しながらも友人として振り切らない態度、読んでてグラグラできた。
先行きがとてつもなく心配だけど…。前回の伊佐と田宮は少し出てきてどうにかねwww 次のも楽しみ〜 -
あらすじ:瀬ノ尾聡明と桐嶋東吾との出会いは高校時代。ヤクザの息子ということで荒れていた聡明は、自分を特別視しない東吾を意識するようになる。実質一緒にいたのは数ヵ月だったが、東吾への想いが恋だと自覚した聡明。その想いを秘め、今は東吾とはたまに会う程度で優しい恋人もいる。しかし、東吾への想いは薄れず、さらに強くなっていき…。