東京トイボックス(1) (バーズコミックス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344810877

感想・レビュー・書評

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  • パブーに「青空ファインダーロック」を掲載していただいている、うめさんの代表作!

    ゲーム業界のお話ですが、なにかネット企業と近いところがありますね。
    情熱があり才能あるクリエイターと、理解のある優れた管理職がうまく噛み合ったとき、すばらいしい作品がうまれるんだと思います。

    • まりこさん
      かえちた
      かえちた
      2010/12/27
    • hikalin8686さん
      かります。(1〜3巻)
      かります。(1〜3巻)
      2011/07/20
    • hikalin8686さん
      知らずに大東京トイボックスの方を借りてました。そっち返却でこっち借ります(1,2巻)
      知らずに大東京トイボックスの方を借りてました。そっち返却でこっち借ります(1,2巻)
      2011/07/21
  • 面白いゲームか売れるゲームか
    クリエイターとプロデューサーの話

  • 『自分の魂に合ったゲームを作るため大手ゲーム会社ソリダスから独立し、スタジオ G3 を設立した天川太陽は、運営資金の捻出にやむなくパチスロムービーや TV の CG 制作など他社の下請け作業を続けていた。しかし、下請け作業にも魂を求める天川太陽は、品質向上のために納期を遅延させることはザラで、当然の如く業績不振に陥いる。そんなスタジオ G3 に、親会社から派遣されてきたのが自他共に認める有能な OL 月山星乃だった。月山星乃はスタジオ G3 の業績を復活させるべく開発をスケジューリングするのだが・・・』(wikipedia⇒http://bit.ly/aBrKus)


    ゲームする方なら一度は夢見た(よね?)ゲームクリエイターとして活躍する主人公を題材とした漫画です。傍から聞いてても大変そうなゲーム業界を、熱い主人公を題材にして明るく書いた名作だと思います。

    『魂が合う・合わない』でテンションや仕事の質が変わる、っていうのはどこの業界でも共通してるんじゃないでしょうか。本来はきっとそんなのはダメなんだろうけど、でもやっぱり自分のやりたい事をやれる時が一番力を発揮するのは間違いないわけで。

    『熱い男が主人公』これが漫画読むポイントな方はぜひw

  • 「エゴがなくて ゲームがつくれるか」

     ゲーム業界を舞台としたマンガ。現在は続編『大東京トイボックス』が連載中☆  その『大東京トイボックス』が面白かったので購入。

     島国大和さんの『ゲーム屋のお仕事』やら、ゲーム業界の暴露?本っていくつかありますけど、これもそんな感じ。もちろん、マンガなので、フィクションっぽさが強いですけど。
     でも、商標権の買収とか結構あるもんなんですかねー。小説やマンガと違って、TVゲームって続編を違う人が作ってもキニシナイことが多いもんね。

     続編のための布石オンパレードといった作品。これ単体で読んでも、ちょっち微妙。是非とも『大東京トイボックス』と併せて読んでください><。


    【巻数】全2巻
    【掲載誌】モーニング
    【連載年】2005年~2006年

  • 品質をとるか納期をとるか。
    品質をとることは、単に開発者のエゴではないのか。
    3が3.1になっても、きりがない。
    妥協点をどこにするのか。

    ゲームプログラマーに限らず、ものを作る人には共通な悩ましいことが描かれている。
    まあ、楽しければそれでよし、ということ、魂さえ揺さぶられればそれでよし、ということでしょうか。

    主人公が昔のように戻るのか見物。

  • おおおお、おもしれーーー!

    なかなか手に入らなくて、見つけたので即購入。
    ゲームクリエイターの話ですね。
    ゲームが好きで、面白いゲームを作りたいだけの主人公と、「妥協しなきゃいかんだろ」「仕事でしょ?」の社会人の図、とも読める。
    ヒロインもかわいい、というかキャラ立ってますね。しっかり者だけど情に篤くて、すごくリアルにそこらへんにいそうな女の子で好感が持てる。
    この話の場合は主人公である太陽が求心力を持っててぐぐーっと物語を引っ張っていくんだけど、時々その太陽も迷うのがイイ。
    絶対的な天才ヒーローじゃなくて、人間くさいところがイイ。
    太陽は仙水との確執が気になるところ。

    ゲーム好きな人なら、「不親切なゲームを作る!」 の辺りでニヤニヤするほど嬉しくなっちゃうんじゃないでしょうか。
    そうなんだよ、面白いゲームっていうのは、すぐ詰むけどソコがいいんだよね!!!と、首が痛いほど同意する。
    誰か作ってくれないでしょうか、不親切なゲーム。
    とにかくゲームを愛する人なら確実に面白い漫画です。

  • 実際のゲーム会社に取材しているだけあってリアルなオハナシもちらほら。
    ゲーム会社に就職したい人は、就職する前に読んでおいて損はない。
    ゲーム会社で働いている人は、自分の環境と比べながら読んでみると楽しいかも。

    主人公のゲーム作りに向ける情熱はかなり熱い!
    納期とか予算とかに追われて、仕事への思い入れを失いかけている人は読んでみて。

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著者プロフィール

<b>うめ</b> 
原作担当の小沢高広と、作画担当の妹尾朝子からなる実力派漫画家ユニット。代表作は「スティーブズ」「大東京トイボックス」。電子版絵本「ねこにこねこ」も好評発売中。

<b>小沢高広</b>
わりと細かい夫。原作&料理担当。漫画原作の他、「劇場版 マジンガーZ /INFINITY」の脚本なども手がける。ゲームとロボットと日本酒を愛する。
<b>妹尾朝子</b>
基本ざっくりな妻。作画&洗濯担当。
ちばてつや賞出身で、青年漫画誌を中心に活躍。華奢な外見を裏切る、数々の武勇伝を持つ酒豪。とにかく猫が好き。


「2018年 『イクメンと呼ばないで ニブンノイクジ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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