ビューティフル デイズ (バーズコミックス リンクスコレクション)
- 幻冬舎コミックス (2011年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784344823846
感想・レビュー・書評
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暗い感じのお話でした。あのシリーズとは対象的ですが、一話目のお話はすごく良かったです。後半のリンクして行くお話はちょっと私の好みじゃなかったですけど。皆救われていくんだろうけれど、それでいいのだろうか?とちょっと考えさせられました。表題作がすごく綺麗に救われたのでちょっとしんどい感じの終わり方だったかな・・・。あとHがなかったですね~!物語重視だったからかな? 確かにあのお話の展開だったらないほうが綺麗かもしれない・・・。
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うーん…
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うん、まあ面白かったです。表題もベタかもだけど泣けたりなんかして。あとに入ってた話はね、事前に聞いて期待値があがりすぎてたのか、ふーん、となってしまった。ぎゅーっとつまってる感じがね。表題に比べてぎゅーっとなってたからですかね。視点が変わるからぎゅーっとなってるように感じるんでしょうか?それぞれが背負ってるものがそれぞれに重いしね。そういう意味では一番最初の話が一番よかったかなー。
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うるうるですよ。号泣です。みんな幸せになって欲しいです。
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わー後半凄い話でした。ぞわっとして哀しくなって辛かった。
2つ話が入ってて表題作が3分の2もう一つが3分の1くらいの頁数でした。表題作読み始めてすぐ、あーべったべたの不幸話かぁと思ったんですけどまんまとぼろぼろ泣きました。広海は少し可哀想だったかもしれません。若さで苦しくなって手放してしまったせいだけど。可哀想な当て馬出てくる話は苦手なんですが一応救済あったのでよかったです。最初の子供の絵は怖すぎました…。お家事情は雰囲気で、詳細語られる事はあんまりなかったけどそれでよかったと思います。ところで朝陽学校行ってたんですね。ずっと家にいるのかと思ってました。
で。後半の話。すごかったです。頁数的には今見たら少なかったんですが、濃かった。長く感じた。見事なまでの関係性でした。嘆息。四角関係と一言では言ってしまえない。1話目のラストで明かされた瞬間ぞわっとしました。つまりどういう事?え…?となって始まる2話目で、美里が救われなさすぎて。自らが選んだはずなのに。それでも惹かれてしまった美里が。そうして少しずつ恋は死んでいった、というところが哀しくて哀しくて。そして最後の描き下ろしで更なる連鎖の真実が描かれて、全てが歪んで、歪んだままハマって一つの完成形を成してしまったのがすごかったです。どこもひとつも噛み合っていないのに、全ての歯車がひとつズレたまま噛み合ってしまった。もうそのまま回るしかない。少しの幸せ。だけど哀しい。
歪んだ形でもいいから、幸せになってほしいです。
表題作より後半の話の方が印象が強かったです。表題作は斑目さん的病んだ愛。最初は全然、王道だったんだけどラストが。sarletみたいな。