花と夜叉 (リンクスロマンス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
3.50
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本棚登録 : 23
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344826144

作品紹介・あらすじ

辺境の貧しい農村に生まれた李三は、苦労の末に出世し、王都守備隊に栄転となるが、そこで読み書きもできない田舎者と蔑まれる。悔しさに歯噛みする李三をかばったのは十三歳の公子・智慧だった。気高く美しい皇子に一目ぼれした李三は、彼を生涯にわたって守る「夜叉神将」となるべく努力を続け、十年後晴れてその任につく。だがそんな矢先、先王殺しの疑いをかけられ幽閉されることになってしまった智慧に李三は…。

感想・レビュー・書評

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  • あとがきにこれでもほのぼのと書かれてあるが結構血なまぐさいし、登場人物の人生はハードモードだし、他の作品を読みたくなりました。
    忠犬、李三の過去が…それでも明るかったり夜叉神将になったりと努力の人だったんだな。
    叔父上も…境遇を思うと十分判るけど、無罪放免にならなかったところが切ないけど良かったと思いました。

  • 時代&主従もの…

    ツンツンな主さまとワンコ従者です
    前作が殺伐としていたから、こちらの糖度がより高い気がします
    続き物ではないけど、同じ世界観で今後もまだ続くとのこと

    なかなか読みごたえがあってよかったです

  • 近習×太子の中華ファンタジー。
    身分の低い武人だった李三がひょんなことから太子と出会い、彼を守る夜叉神将となるべく努力して成り上がったものの、当の太子が李三を認めようとせず…。

    李三の単純ながらも正直な、愚鈍な愛情が、孤独な太子の心を溶かしていく過程が色々なエヒソードを交えて可愛らしかったです。
    脇役の梵徳や双子の兄王、そして李三のキャラクター性も色々と設定が細かくて、最後のどんでん返しはおもわず唸ってしまいました。

  • ▽・ω・▽<夜叉神将に俺はなる!!

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