- Amazon.co.jp ・マンガ (119ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344828551
感想・レビュー・書評
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まったり&あっさり最終巻。まあ、この緩やかな速度が著作の一種の「売り」なのだが、最終話にちびさん登場シーンから、どうもラフさ(?)に磨きが…うむ…。
ともあれ。
戸惑わせ、立ち止まらせるのも人間。
背中を押し、前に進む契機となるのも、また人間。
そして、それを是とするか、否とするかは己自身。
良くも悪くも、人は人間同士の需要と供給、または受容と拒絶という、一種の二律背反的な側面を持つ繋がりの中で、己が許容出来るか否かという選択肢に常に添って生きているんだよなぁ…。
疲れた時や自分の行動に確たる意義を持てずにいる時などに、一服置きたい。そういう時に、そっと読む漫画…かも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【ネタバレあり】
ちょっと最終回は急ぎ足だったかも。
セージのナンタケットでの優しい人々との出会いや破天荒な出会いがNYでの仕事のきっかけに繋がったのならぐるぐる悩んだ日々も無駄じゃない。
多分先生が悪かった訳では無い。考え方や価値観の違う人だった。それだけの事。
そして人生には様々な選択肢があるという事に気づけた事。
セージが絵を描く楽しさを忘れず生きて行けますように。
ところでちびさんの正体は曖昧なままで終わりましたけどこれで良いんだろうな。
バーズの全プレ小冊子ではネタバレてましたけどまあ申し込んだ人だけのちょっとしたお楽しみという事で。
ただひとつ、何故最近主線はラフな筆ぽいブラシなのに背景はリアルな写真加工合成なのだ…あ、合わない…ひまさんの鉛筆背景画好きなんだけど忙しいんだろうなあ。仕方ないけど気になる。 -
どうしても良い感想を書けない。現実的に考えるとこういうものかもしれないけれど、今までのほとんどがぞんざいに扱われた気がしてならなりません…終わりがショック過ぎて全部手放してしまった
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ちびさんがかわいくて、好きだった。
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色々とシンクロしすぎてボロ泣きした この作品大好き…
ヘタリアも買ってみようかな -
4巻で終わりだったにで、え?って思ったら、一番面白そうなところさらっと終わらせていて、残念。他のキャラも結局どうなったのっていうか、何だったの?と、個性が強かった分疑問が・・・もう少し続けて欲しかったです。
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ラストは少し駆け足だった気もするけれど、日丸屋さんの言う通りこれで良かったのかなーとも思う。
ほのぼのしてて猫さん可愛かった。
最後までちびさんの正体は明らかにならなかったけど(笑) -
もう少し長くなっても良いような内容。うーん、素直に受け取ればいいんだろうけど、体調とか問題あったのかな? と思ってしまう。表紙のセージはすごく好きだ。
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好きなことに真面目に向き合おうとするほど、身動きの取れなくなってしまうことがある。
好きであることだけは、間違いなく自信があるのだけれど――自分が好きだと思うものを、違う方向で好きなひとがいることはあって、そういう人から「お前は違う」と言われてしまうと……自分とその人が違うのだからしかたない、と理解していても――自分の好きをどんなふうに表現してわかってもらえばいいのか……わからなくなってしまうことがある。
そうするうちに、自分になにが出来るのかもわからなくなってしまうことがある。
きっと、「これが好きなんだ」「これが自分にとって正しいことなんだ」なんて、自分の心が自然に感じ取っていられればいいことで――他人に主張して、正当性を認めさせる必要はないんでしょうね。
それでも、やっぱり……一方的に、「間違ってる」って言われちゃったり、自分とは違う「好き」が正しいかのように、声高に言われちゃうと――辛く感じちゃうのだけれど。自分と違う相手を、言い負かさなきゃならないようなひとは、自分を信じ切れていないから、他人の「あなたが正しい」って評価がないと自分を保っていられないのかもしれないですね。
「そういうのもあっていいんじゃないかな」って、互いにそう思えれば――それで、きっと充分で……それで、いいんじゃないかな。
自分の好きなものを認めさせるために、がむしゃらに戦うのも、ひとつの生き様だろうけど――他者を認めながら、自分は自分でいいのだと、ニュートラルに生きることも、けっして否定されるような生き様ではないと思いたい。 -
■2013.06 購入
■全4巻