- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344830585
作品紹介・あらすじ
海外営業部のマスコット系社員・日高が唯一苦手なのが、無愛想で厳しい年上の技術者・長月。しかし海外出張先で共同生活を送ることになった彼は、日本での態度が嘘のように面倒見がいい。さらには優しいキスや抱擁を与えられ、戸惑いながらも惹かれていく日高だったが、長月に想いを寄せる現地通訳・ボリスの画策で、彼から距離を置かれて…!?
感想・レビュー・書評
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日高君の一生懸命さと、長月さんも実はピュアでお互い思い合っているところがいい
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なんか見たことがある話だなあと思ったら、サイト公開されていた作品みたいでした。臆病というか……臆病なんだけど、攻がすごく卑怯でずるく感じる。過去を考えればしようがないんだけど、基本誠実じゃないよなと思った。
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攻め受けのイメージがまるっきり逆なので違和感を感じました。
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海外の場所もワーキングも目新しく面白かった。タイトルに堂々と臆病とあるけど、極限までいくとこうなるのか‥。受けは頑張ったよ、うん。
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攻めが理解できなかった。
受けはとても健気でいいこなのに。
他にもっといい人がいるよ・・・・と言いたくなった。 -
お仕事の部分に関しても海外のお話に関してもかなり深い所まで書かれていて面白かったですねぇ。もう毎度毎度、月東さんのお話には山がいっぱいで、前半このままくっつくのか?と思ったら、やっぱりこのままでは終わらない展開で、ホント日高は頑張りましたねぇ♪仕事に関しても一生懸命で、とっても好感もてたのに、長月さん!何故そんなに臆病か!ってまぁちゃんと理由はあるんだけれど、あ~んなに冷たくしなくても!と日高が可哀相でした。二人を暖かく見守っていた甲斐も良かったですねぇ♪彼のお話も読めるみたいだし、そちらも楽しみ!です
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確かに長月さんは結構酷いですが、その警戒心が強くなるのも何となくわかるのは年取った所為かな。そして酷い割には詰めが甘い……。
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冷血漢×素直でまっすぐな青年
(年上×年下)
誰とだってうまくやっていける営業マンが、唯一苦手としている社員がいた。無愛想で厳しい、他部署の先輩。
海外出張先でその先輩と共同生活をすることになってしまうが、海外での先輩は国内にいたときとは全く別人で、主人公は困惑する。よくわらい面倒見がいい先輩は、キスまで……どちらが本当の姿なのかわからないまま先輩に気持ちを寄せ始める。しかし現地のスタッフの画策により先輩と距離を置かなければなくなる。
なかなかなじみのすくない職業のお話、かつキルギスというこちらもなじみがない土地のお話で、最初はちんぷんかんぷんでした。
その上、先輩は一筋縄ではいかない生活で読んでいて主人公といっしょに翻弄されてしまいます。
が、半分を過ぎたあたりで謎が徐々にとけはじめ、どういう過程でこういう性格になったのか、この人たちがどのような国でどのような仕事をしているのかがストンと理解できるようになり、あとはスムーズに読み進めることができました。
登場人物も魅力的で、なかなかにぐるぐると悩みまくる内容のわりには、ジメジメした印象がなかったです。
会社という場所で「ゲイ」が生きていく上でさけられないのであろう問題にも触れていて、(いやゲイだからではなくマイノリティが、だな)色々考えさせられました。
スピンオフも出るようなので、そちらも楽しみです。
あーウォッカ飲みたい。