- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344830639
作品紹介・あらすじ
「抗うことをあきらめて、弱いままで死んでいくのか?」-。街中でチンピラに絡まれた小塚利翔を助けた男・佐光は、元警察庁のエリートキャリア。怪我の手当てだと強引に家に連れ込まれた利翔だったが、懐かない猫のようにふるまってしまう。だが荒んだ暮らしの中で会ったこともない不思議な魅力を持つ佐光に、いつしか距離を縮めていき…。
感想・レビュー・書評
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面白かった!
キャラがいい!ストーリーもサスペンスになっていて、どうなるんだろう!?とわくわく。
攻めが、紳士然としてるのに、蓋を開ければむっつりで物凄くエロいのも良かった。
情事シーンもっと!って思ってしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
削られたようですが2週間の研修や警護の仕事についてもっと書かれていた方が良かった気がします。そのなかで佐光の凄さを描いて欲しかった。解決も主人公抜きに話がつきました、だけで物足りなかった。
攻めが受けにべた惚れな話は好きなんですが、冷静な佐光ががっつくほどの受の魅力があまり伝わらなくて残念。 -
やたら小難しい説明とか延々と続いて、すごい読みづらかったし入り込みにくかった。結局、メイランの件もうやむやなまま終わったしSSCのことも中途半端で、せっかくの設定が生かしきれてない感じ。メイン2人も特に惹かれるキャラではなかった…
この作家さんの他の本がすごい面白かったから期待したけど…; -
お話自体はすごく面白かったです。ワクワクしながら読みましたし、最初はろくでもない受けがどんどん成長していくところが良かったです。 攻めの大人でカッコいいところも良かったですね。 ただ・・・、恋愛的にはちょっと私的の萌えではなかったのが残念かな。 受はノンケだし、攻めはどうなのか?とかねぇ。なんか色々と引っかかる部分もあったんだけどねぇ。 でもさすが今城さんだからお話は結構惹き込まれて面白かったです。
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設定やキャラなどはわりと好みだったのですが、文章がややぎこちなく全体に同じようなトーンだったので、見せ場などに起伏があると尚よかったなと思います。
あとは恋愛要素がなくても成り立つようなストーリーなので、もう一押し欲しかったかな。
ラストのエッチシーンは左光を煽ってからが楽しかったです。
もっとふたりの甘々なところも見たかったし、利翔がもっと成長していくところも見ていたかったです。 -
ボディーガードとか、警護とか、身辺警護などを扱う特殊な民間警備会社が舞台の、好みにぴったりな設定でした。
食べさせてくれる相手を転々として野良猫のように生きる利翔。女物の服や靴のサイズでも大丈夫なほど華奢だけど、気性も荒くて口も悪いという、ちょっと苦手なタイプのキャラでした…
そんな利翔がチンピラに絡まれているのを助けたのが元警視庁のエリートの佐光。傷ついた利翔を手当てして自分の家に住まわせます。そして、佐光から自分の仕事のパートナーにならないかと言われた利翔は、始め反発心ばかり抱いてしまうのですが。
野良猫のようにろくでもない生活をしてきた利翔が、佐光と出逢ったことによって見違えるような成長を遂げていきます。
威嚇してばかりでかわいげがないと思ってたけど、時折見せるしおらしさがいいし、なかなか将来性がありそうで、読むうちに苦手意識が変化していきました。
一方、すぐ噛み付いてくる懐かない猫を手懐けようとする佐光は、仕事ではカッコよくてパーフェクトでも、プライベートは隙があったり甘かったりで、かなりギャップがあるところが面白かったです。
ストーリーの軸になる事件が、平凡で面白味に欠けたのが惜しかったです。冷静な描写で、それはそれでいいのですが、もう少し見せ場に生き生きとした臨場感や迫力があればもっとドキドキしまくったと思います。
エロ的にはいい絡みシーンがありました。積極的なのに後で羞恥する受w
もう少し甘いイチャイチャが見たかったですね~
ケビンのスピンオフで、そこのところ(萌え)は補充してほしいです!!!