- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344836068
作品紹介・あらすじ
深井諒太は、十万円で一晩買われたことがある-。二年前、信頼していた社長に裏切られ人生ドン底だった時。仕事で顔見知りだった五十嵐翔平に「どうなってもいい」と零すと、十万円を差し出され深井は流されるまま身体を重ねてしまう。壊れ物のように抱いてくれた五十嵐との衝撃的な体験。それが思い出になりかけた時、二人は偶然再会し…!
感想・レビュー・書評
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買われたと言うタイトルから想像した話とは全く違う前向き一途なお話でした。
脇の人たちも面白い。アラブの女性達も好感度高い。深井が可愛がられるのがわかる。 -
★3.5
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タイトルイメージと違ってお仕事BLだった!
ストーリーの始まりにいきなり修羅場からの
タイトルで怒涛の始まりですね。そして海外へ飛ぶ!
お仕事描写もかなり多く、そういうのが好きなので結構楽しめました。恋愛部分も、すれ違い…と勘付けるんですが読んでて切なくなれました! -
リーマンもの。タイトルから鬼畜な話かと思ってしまいましたが、すれ違いラブという王道ベタだけどツボど真ん中の内容で、水名瀬雅良センセというこれまたドンピシャなイラストでww
楽しめました。切ない系でお仕事描写もけっこうリアル感あって、エロも甘いのがしっかり。
この手の話が好みなら大体想像がつく展開だったけど、それでもかなり焦れ焦れさせられ先が気になってツッコミつつ一気に最後まで読み通しました。
会社をやめさせられ投げやりになっていた諒太は、ゲイである五十嵐がカネでお前を買ってやるというので、どんなひどいことされるかと戦々恐々としながらも自棄になって身をまかせたら、思いっきり愛されて…という流れからの諒太の心の動きがすごく自然で、今までのセンセの作品の中で一番良かったと思います。
ここのHシーンの描写に萌えました。
攻の五十嵐はゲイである事を堂々とカムアウトしてるところが男っぽく好感が持てるのですが、偏見のあおりも受けているので、きっと諒太に対して詰め寄ることができず引き下がってしまったんですね。
そして、誤解が誤解を生んでしまい2年経っても気まずいままの二人です。
でも、そうやってぐるぐる考えて悩む時間があったからこそ、諒太も自分の五十嵐に対する気持ちが何なのか、しっかりとした答えを出せたのだと思います。
…ちょっと、諒太はうっかり屋さんでしたね~
何事もよく確かめなければいけないですね~
五十嵐は相手の弱みにつけ込んで何てことしてしまったんだ!と落ち込んだでしょうが、諒太は未知の扉を開いたらめちゃくちゃよかった…と開眼したらしいのが、すごくニヤつけるところです。
とにかく、Hシーンがエロくて良かったです!
絶対バカップルになること間違いなしですねww