狗神さまはもっと愛妻家 (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344836884

感想・レビュー・書評

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  • 積本崩し『狗神さまは愛妻家』の続編。狗神・月影×神嫁・幸之助。表紙とタイトルだけ見ればほのぼの癒やされそうだけど、今回もまた鼻グズグズ啜りながら読んだ… 稀狗の片割れ、なんの役にも立たない白い残滓…「残白」と侮蔑され、生きて生まれてきた事自体が罪だと咎められ、どれだけ辛い思いをしなければならなかったのか。月影には幸之助がいてくれたけど雪月は… 切なくて切なくて堪らなかった。SSの屋敷の場面はもう涙無しで読めなかったわ。

  • 『狗神さまは愛妻家』続編。もう一人の白狗の話。今回のヒロインは幸之助ではなく、確実に雪月だったと思います( ˘ω˘ )幸之助は冒頭でライフル調達してるし、また勇ましく狗神に交じって戦うのかと密かに楽しみにしてたら、参戦はしなかったものの最後に本当に熊仕留めてて笑ったw熊殺しの嫁がツボでしたw嫁、かっこいい^^

  • 前作も泣けましたが、今回も号泣でした。もう一人の白狗と兄の陽日のお話。白狗の悲しい現実と雪月の姿は月影が辿ったかもしれないもう一つの未来かと思うと悲しいです。
    「兄上が今の状況を理解したときもうこの世にはおらん。それを伝えることもできない」という台詞は胸が詰まります。白狗という存在は神様の中でも理を外れた独りぼっちな存在なんだなと思った。
    番外編は涙なくしては見れない。雪月の月影に対する想いが伝わってきて、本当にもう少し早く出会えていれば……と思わずにはいられないです。憎んでいたと同時に誰よりも大切な存在だったんだなと。陽日が最強ブラコンになって愛らしくて頼もしいです。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    真っ白でもふもふな耳と尻尾の狗神・月影と、幸之助が夫婦になって一年。新婚生活は順調だけど、白狗である月影への周囲の風当たりはまだ強かった。そこに同じ白狗の雪月が現れ、彼が月影の心許せる親友と知った幸之助は嬉しかったけれど…。ほのぼの新婚生活や月影の兄・子犬姿の陽日とその可愛い許婚も登場して、もふもふ度UPのシリーズ続編!

    シリアス感がある内容に仕上がってて、結構満腹感があった。前作より面白いと思う。
    陽日が私が思ってたより月影のことが好きなのが嬉しい。

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著者プロフィール

4月14日生まれのAB型。広島人。第66回花丸新人賞選考にて『プライスレス・ライフ』が選外佳作入選。花丸文庫「恋愛小説は書けない」にてデビュー。

「2019年 『白狼さまの恋ぐすり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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