本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344838581
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
893、主従萌え、そして濃厚エロと言えばこの作品。
2008年にリンクスロマンス刊行された同タイトルの文庫版。イラストも変わらず奈良千春センセのままで嬉しいです。
大好きなシリーズなので本当に何度も読み返してるのに、性懲りもなくまた萌えてしまいました。
まさに、脳みそ痺れる読後感。泣けました…
平凡な美大生が、逃れられない運命によって突然岐柳組組長の座につかなればいけなくなってしまう…という、人生の大波乱ドラマです。凪斗が「蛇淫の血」での決意を、まだまだ甘かったと思い知る回。凪斗の重圧や苦悩を考えると、辛くてたまらないものがあります。
そんな凪斗を心身共に支える決意をした角能もまた、危機の渦中に身を晒すことになるのを承知で彼を守っていこうとするのです。命懸けの究極愛。
弱っちだった小蛇が、もがきながら脱皮して893を束ねる頂点に立つ姿には、眩しくも胸アツに。覚悟して宿命を受け入れた凪斗の成長に感動します。柱の陰から涙です…
エロ的には、メインキャラより数井と辰久の主従逆転わんわんお!の方が何度読んでもなぜかインパクトありwwヤバいです。
こちらでは悪役の熾津臣ですが、「赫蜥蜴の閨」では光己とのダーク&ヘビーな関係がすごくて、大好きなCPです。文庫化が決まっているようなので、今から楽しみです!
全4件中 1 - 4件を表示