そらのいとしい旦那さま (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
4.26
  • (11)
  • (7)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 75
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344845565

作品紹介・あらすじ

双子の姉の身代わりとして隼瀬浦領主の長男・三雲高虎に嫁いだ空良。名前もなかった自分に「空良」と名づけ、男でも厭わず溺愛してくれる夫とともに穏やかな日々を送っていたが、高虎の父、現領主の時貞から、世継ぎのために高虎に女の正室を迎えるよう説得して欲しいと告げられてしまう。苦悩の末、空良が下した決断とは?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • さらに溺愛される空と空以外が目に入らない勢いの高虎による続編

    甘いのですが、現実的な障害に空が身を引こうとしますが、その行動により事件に巻き込まれます

    事件解決により二人が認められます

    フクロウのフクが大活躍です

    空を泣かせたと怒り、大虎をつついたり、持ち上げようとする姿が可愛いですねぇ

    今回も魁傑と次郎丸が良いです!
    次郎丸はとっても良い子で、将来がとても楽しみです

    空が大好きなので、ぜひぜひ続編を!お願い致します!!

  • 人となりを知ることで受け入れられていく空良の存在とは別の、「国の未来」を思う人々の声に心をえぐられて悩む空良の心が本当に辛くて、、それを許すはずがない、高虎様の愛情が強くて優しくて。
    誰に何を言われても、決して揺らぐことのない空良だけに向けられた愛が本当に温かい。

  • 相変わらず控え目な空良と、そんな空良が可愛くて仕方がない高虎。多くの困難を乗り越えて幸せに暮らしている2人だけど、高虎の立場を考えると同性というのは大きな問題。それは理解できるけど、お互いを第一に考える2人のことを思うとやはり悲しかった。自分のことではなく、高虎にとって必要なことを考えて行動を決める空良と、空良と一緒に幸せになるために頑張る高虎。やっぱりこの2人には一緒に幸せになって欲しいと思った。

  • 続編です。同人誌も読んでますが続編が読めて嬉しい。
    ふたりは安定の仲睦まじさですが、他国の人間の言葉とか高虎の父上の言葉とかに迷いが生じる空良。事件がえっ、ふたりだけ?ってなったけど大事にならなくてよかった。孝之助にはちょっと辛いけど。父上〜!ってなったけど総攻撃受けてたのが、みんな空良のこと大好きで可笑しかった。ふくが高虎の頭つつくところが大好きです。
    ちゃんと祝言挙げるのも描かれててよかったな。高虎と魁傑は相変わらず頑固な空良の父上に殺気振りまいてて楽しい。高虎の父上と阪木に連れ去られて何話したんだろ。後日の文にはようやく…!、という感じだけど空良にとってはなによりの文でよかったなぁ。
    次郎丸と魁傑のコンビも変わらず楽しかった。孝之助と仲良くなって楽しそうな次郎丸も可愛かった。
    サマミヤアカザ先生のイラストも素敵でした。

全6件中 1 - 6件を表示

野原滋の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×