本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344845565
作品紹介・あらすじ
双子の姉の身代わりとして隼瀬浦領主の長男・三雲高虎に嫁いだ空良。名前もなかった自分に「空良」と名づけ、男でも厭わず溺愛してくれる夫とともに穏やかな日々を送っていたが、高虎の父、現領主の時貞から、世継ぎのために高虎に女の正室を迎えるよう説得して欲しいと告げられてしまう。苦悩の末、空良が下した決断とは?
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
人となりを知ることで受け入れられていく空良の存在とは別の、「国の未来」を思う人々の声に心をえぐられて悩む空良の心が本当に辛くて、、それを許すはずがない、高虎様の愛情が強くて優しくて。
誰に何を言われても、決して揺らぐことのない空良だけに向けられた愛が本当に温かい。 -
相変わらず控え目な空良と、そんな空良が可愛くて仕方がない高虎。多くの困難を乗り越えて幸せに暮らしている2人だけど、高虎の立場を考えると同性というのは大きな問題。それは理解できるけど、お互いを第一に考える2人のことを思うとやはり悲しかった。自分のことではなく、高虎にとって必要なことを考えて行動を決める空良と、空良と一緒に幸せになるために頑張る高虎。やっぱりこの2人には一緒に幸せになって欲しいと思った。
全6件中 1 - 6件を表示