センチネルバース 蜜愛のつがい (幻冬舎ルチル文庫)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344845749

作品紹介・あらすじ

「五感に突出した能力を持ち、ミュート、すなわち無能力者の一般人に先んじることができる」という能力を持つセンチネル。その暴走しがちな能力を正常に引き戻してくれる存在・ガイドが存在する世界。とある島のカフェ兼シェアオフィスで働くプログラマーの涼風は、ここに来て3ヵ月。このまま静かな暮らしが出来たらと願っていた。だがシェアオフィスに現れた藍染によって変化が起きる。明るく快活な藍染は誰にでも親切で、涼風も徐々に心を開くが、彼にも打ち明けられない秘密があった。涼風は三ヶ月前、自分がガイドだと気づいたのだ。望んでいないのに強制的にセンチネルの相棒になることを恐れてこの島にやってきた涼風。ご飯を作ったり一緒に本を読んだり、いろいろ世話を焼いて涼風の塞いだ気持ちを藍染が解きほぐしていくがーー。

感想・レビュー・書評

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  • 五感が異常に発達したセンチネルと
    センチネルを助ける能力を持つガイドは、センチネルの力の増幅や暴走を抑えるという設定のお話
    オメガバースとはまた違う世界観で面白かったです。
    今後、この設定のお話が増えたら面白いなぁーと思いましたわ。
    ガイドの力を利用するセンチネルや、番を求める設定や
    近未来でありながら、懐かしいさがあったりする島の設定など面白かったです。
    番になっての二人なその後が読みたいなーと思います。

  • 特殊能力者のセンチネルとガイドがいる世界。自分が突然、そうだと言われたら、涼風と同じで怖いと思うかも。理解できない力も、自分の未来が見えなくなることも怖いから。人と接することになれず、臆病な涼風だけど、優しく穏やかな愛染と少しずつ打ち解けていくのは、見ていて嬉しくなった。涼風の生活や気持ちに変化が見えて。2人はきっと、お互いの力とは関係なく、穏やかで幸せな生活を送っていくんだろうな。と思って、なんだか嬉しくなった。

  • ★3.6

  • センチネルバース、って概念が初めて。センチネルバースの言うガイド、つがいが新鮮で面白かった。実は思った以上に涼風のことを知ってる藍染さんが、自分の母親のこともあり、涼風に自由でいて欲しいと思う反面どうしようもなく惹かれていくのが丁寧に描かれててドキドキする。それでも自分を抑えて涼風の最善を考えるやせ我慢男子、キュンキュンする!
    弱々しそうな涼風も、芯があって徐々にではあるけど前に向かって進んでく姿が健気。
    微妙に近未来なところも読んでて楽しかった。で、こういうお話にちょっと硬質な麻々原先生のイラストがまたよく合う( *´艸)

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