作品紹介・あらすじ
活字中毒の地味な高校生・清良は、ある日鏡に映る自分の胸に穴があいていることに気付いてしまう。
今は閉鎖された図書塔で美しい精霊・詞葉と出会い、自分の欠片を本の世界の中で拾い集める協力をしてもらうことになる。
しかし、その欠片を清良の中に戻すには、詞葉と交わらなくてはならず……!?
学園で起こった不思議な事件を詞葉や小さな精霊たちと共に解決していくうちに、やがて自分が抱えた大きな秘密にたどりついて――。
感想・レビュー・書評
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ややこしい話だった
攻めは学校の図書館に住む妖精。受けはトラウマと家庭問題を抱える高校生。主人公の心の傷を埋めないと死に至るので妖精と本の中を冒険する。その治療の一環でセックスを重ねる。その中で主人公の同級生のトラブルを解決してく。主人公の心の傷が埋まったところで、主人公は友人からレイプされかけて攻めに助けられるものの友人は図書館を放火。攻めは消滅したかに思われる。日常に戻った主人公は家で図書館にあった本を開くと攻めと再会する。攻めは主人公の家の守り神として生きる。という話
こうやって書くとてんこ盛りすぎるな。攻めとの絆、主人公のトラウマくらいに注力くらいが妥当かな。テーマは重いのに主人公のトラウマ解決にセックスがいるのがご都合すぎて笑った。主人公の担任とか攻めの過去がぼかしてあったのも謎。そのせいで攻めが主人公のこと本気で思ってたのが分かりにくかった。あの終わり方なら攻めとは死に別れて最後担任と急にくっつくのもアリだなと思った。BLでそれはないだろうけど
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