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- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344847989
作品紹介・あらすじ
大学生の透里は完全紹介制、不特定多数の男女と一晩を過ごすという添い寝のバイトをしていた。そこにはHなことはなく、彼らに眠りを与え、その見返りにいくらかのお金をもらうだけ。今晩現れた30代くらいの上質なスーツを着た男・甲斐谷は半信半疑だったが、透里のおまじないであっという間に夢の世界へ。その時透里には甲斐谷から可愛らしい子パンダの姿が見え、その愛くるしさに甲斐谷は特別な客になる。一方甲斐谷は純粋で不思議な透里のことをもっと知りたくてお客として通い続け、お土産にスイーツをあげたりお茶の準備をしたり。透里も誘われるままにデートみたいなこともして、やがて優しい甲斐谷にどんどんなついていくけれどーー。
感想・レビュー・書評
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添い寝をするバイトをしている透里。どんなバイト?と思ったけれど、なんだか不思議な雰囲気で癒されるのを見ると、リピーターがいるのもよくわかる。透里にとっても、人の役に立っていると思えるのが嬉しいことだったのかも。と思えるし。感情の起伏が少なく、あまり自己主張もしない透里。「パンダさん」と出会ってから、少しずつ大学生らしくなっていくのは嬉しくなった。透里がこうなった理由を思うと余計に。少しずつ少しずつ透里がやりたいことを考えられるように。と色々な経験をしていく2人。2人で過ごす穏やかで楽しい時間がずっと続くといいな。と思った。
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★3.6
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