春になっても一緒にいよう (一般書籍)

著者 : 伊達きよ

• 幻冬舎コミックス (2023年12月27日発売)

作品紹介・あらすじ

警察官事務のフィン・クレイヴンは、ヤマネの小型獣人の二十八歳。顔立ちは可愛いが、真面目を通り越して根暗と周囲からは言われている。本当は優しいのに、無表情で自分に自信がないために、周囲からは面白みがないと思われがちな性格だった。つい先日も、数年付き合った恋人に、冬眠されるとつまらない、と、あっけなく振られたばかりだ。可愛い顔立ちや、小さな体格を見て、近寄ってくる輩は多いが、心から愛し合える人はいない。小型獣人故に就けない職業も、できないこともある。そんなことにもみじめさを感じていた。そんなある日、馴染みのレストランで嫌がる店員をナンパする中型獣人を注意するが、逆上されて殴られかけたところを、大型獣人に助けられる。その助けてくれた豹獣人の消防士・テイラーに「友達になろう」と誘われ、その後何度か遊ぶようになるのだが、大型ながら年下で人懐っこいテイラーに、フィンは心惹かれていき……？

感想・レビュー・書評

[なあさんの感想 · 2024年1月26日]

春待ちBL第2弾っ✩
春になるまで～のディビスさんの同僚・テイラーのお話。

まずは「友達」から。
一緒に遊び、一緒に楽しみ、
思いやり、心を伝えて。
縮めていく距離が穏やかで
いつの間にか始まっていた「恋人関係」が初心甘でした♡

[mira-inさんの感想 · 2024年1月6日]

年末から、この積読を消化しようとたくさん読んでいますが、やはり全然違うのよね、やっぱり。
好みなのか世間一般なのかわからんが、読み始めの展開だかさわりの文章だか、とても心地よくひっかかることなく進んでいくのよ。すんなりと世界観に入っていける。キャラとか出来事とかをすんなり受け入れれらている自分を感じるっていうね、喜び。
出だし早々で、前作のキャラが出てきたことに気づき、慌てて前作から読み直し。
そしたらそれはそれでとても可愛くて温い２人が可愛くてさw
そこからのヤマネ（←はよく知らないけど）獣人の彼が可愛くて、その後の２人の展開も可愛くて、とても良かったです。
これ第三弾は双子の片割れかなー。楽しみ。

著者プロフィール

9月25日生まれ。てんびん座。O型。チョコレートと回文と猿のキャラクターが好き。趣味はドライブ。2020年に商業デビュー。

「2023年 『アズラエル家の次男は半魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」