知識ゼロからの源氏物語

著者 :
  • 幻冬舎
3.43
  • (1)
  • (5)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344901308

作品紹介・あらすじ

『源氏物語』は、光源氏と多くの女君たちとのあでやかな恋愛話が印象的ですが、そればかりではありません。親子の情愛と相克や、貴族政治における勢力争い、越えがたい身分、あるいは生老病死、宿命など多くを描いており、それらは時代を超えて、人生の真実を語物っています。雅な世界と光源氏の魅力を不朽の名作漫画『あさきゆめみし』で解説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大和和紀先生のあさきゆめみしをふんだんに使い
    源氏物語を解説、女三の宮を引き受けた時の紫の
    上が死にそうな立場に追い込まれる・・・皇女を
    第一夫人にすると正妻としての今までの矜持や愛
    が崩れていく予感がある

  • マンガ「あさきゆめみし」のイラストを使って、源氏物語の登場人物やあらすじを解説した本。
    イラストも多く、章立てなどでコンパクトにまとめられているので、読みやすいです。

    ただ、「知識ゼロからの」と言っている割に、古語や少し難しい言葉、大まかなストーリーラインを知らないと読みにくい部分も見られた。
    一度こういう本を読んであらすじを知っておくと、原作や関連作品などもより一層楽しめそうですね♪

  • 初めての源氏物語。他の現代語訳も読んでいつか、原文にチャレンジしたい。

  • 源氏物語の概要を紹介する本。マンガあさきゆめみしの絵が入っていて読みやすい。しかし人間関係が難しすぎて、原作に手を出すのをためらってしまう。
    2019/5/13

  • 大和和紀さんの絵は文句なしに素晴らしいのだけれど、どうにも頭に入ってこない。何冊か関連本を読んですでにあらすじを知っていて新鮮味がないためか。イラストや図解、ミニ解説などがふんだんに盛り込まれていて、ただシーケンシャルに文章を読むだけでよいというわけでないためかもしれない。酒井順子『紫式部の欲望』ではもっといきいきと登場人物たちのことが伝わってきたんだけどなあ。

  • 知識ゼロからの…?
    ゼロからは難しいかもしれないけど、イラスト入りで読みやすかった。

  • 一足遅くの源氏フィーバーです(^_^;)この本は発売したときから気になっていた。ポイントを押さえたわかりやすい解説、それもあの名作マンガ「あさきゆめみし」を使っての解説だから、初心者にはとても親切!!ゼロからというか、マイナスからの出発でも大丈夫です(笑)
    今更何を…って感じだけど、ほんと、源氏物語は奥が深い!!!どうして今まで興味を持たなかったのだろう、いや、今この年になったからこそわかるところもあるかな。
    大和和紀さんの麗しい画にすっかり魅了され、早いとこ「あさきゆめみし」を全巻読みたい!!!と思っているところである。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1938年青森県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。現在、東京大学文学部・大学院人文社会系研究科教授。専攻は古代日本文学。著書に「清少納言と紫式部」「古代和歌の世界」ほか。

「1999年 『ことばが拓く 古代文学史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木日出男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×