そうだったのか! 相続のトリセツ

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344939264

作品紹介・あらすじ

そうだったのか!相続のトリセツ

感想・レビュー・書評

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  • 兄弟間で争族が起きる原因がわかる

    相続対策の入門書として、
    自宅不動産が相続のトラブルに
    つながることが
    わかりやすく掲載されていました

    相続財産が
    自宅と預貯金であるという方におすすめ。

    軍用地 というマニアックな
    相続税対策も掲載されています。

    個人的に一番勉強になったのは
    不動産鑑定士の森田努さんのパート

    同居して介護をした長男夫婦と、
    長女次男との間での考え方の対立が、
    ストーリー仕立てで
    とても分かりやすかったです。

    世帯別平均所得が約74万円
    減少しているというデータも
    知ることができました。

    勉強になった箇所
    ・仲が良い家族ほど 家族間でのお金の話が苦手であることが多い
    ・空き家の大半は実家の相続によって発生する。全体54.6%。
    ・空家特措法第3条
    ・民法717条第1項
    ・世帯別平均所得は平成11年から平成30年までの20年間に 約74万円減少している
    ・生活は苦しくなり、相続財産への期待が大きくなるという社会的背景が、遺産分割 トラブルが増える原因の一つになっている
    ・長男は生まれてからずっと実家暮らしで生活費も両親からの援助も多かったはず、という他の兄弟からの主張
    ・老後資金が足りるかを調べる方法として、ご家族に見込みを聞く 、分からない場合は 平均寿命 +5歳として見積もる
    ・特養であっても ユニット型は従来型に比べて高く設定されている。親の年金額だけでは支払えないわ
    ・ユニット型は 空室の所も多く開設してから2~3年経っても満室にならない施設もある
    ・施設の入居金はに充当されるため、入居金を支払うことで 毎月の利用料を安く抑えることができる
    ・看取り介護加算の新設→多くの介護付有料老人ホームで看取りの対応を行っている
    ・施設代と入院費が重なることもあるため、 ある程度 余裕を持って 支払い続けることができる施設を選ぶ
    ・定期借地権の制度ができてから約30年。年配者の方の中には、この定期借地権付き建物を売却施設に入所を希望される方からの相談も増えている

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著者プロフィール

(さとう よしひさ)GSRコンサルティング(株)代表取締役/一般社団法人さいたま幸せ相続相談センター代表理事/一般社団法人鎌倉生活総合研究所理事/一般社団法人東京都不動産相続センター共同代表/公益財団法人不動産流通推進センター不動産コンサルティングMINIセミナー講師/立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(MBA)兼任講師。


「2020年 『相続問題を解決する事業開発の理論と実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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