素顔のカラヤン: 二十年後の再会 (幻冬舎新書 ま 3-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981386

作品紹介・あらすじ

二十世紀の大指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。一九七三年のインタビューを機に彼の絶大な信頼を得、以後、通訳兼秘書を務めた著者が語る巨匠の素顔。シャイで口数少ない一方で、オペラの話になると多分に饒舌、食事のときはよく笑い、荷物のパッキングは驚くほど整然として、時に夜中の電話で弱音を吐く…。なぜ彼は「完璧主義の音楽ビジネスマン」と誤解されたのか?初めて出会う人間カラヤンの記録。

感想・レビュー・書評

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  • カラヤンが全盛期の頃の音楽業界、特にクラシック音楽って凄い力とお金があったんだなーっと思いながら読みました。今、カラヤンが生まれても帝王とまで呼ばれることはなかったんじゃないかと思うわけで。

  • 生前は毀誉褒貶の激しかったカラヤンも、没後は音楽家としての偉大さが素直に語られるようになった。没後20年を経て本書のような回想録が出版されたのも、カラヤンの偉大さ故であろう。
    カラヤンが日本と縁が深いことは知っていたが、こんなにも信頼されて懐の内側に入っていた日本人がいたということに驚かされた。気難しいという評判だった巨匠の律儀でユーモラスな面やエピソードに溢れていて、とても面白かった。久し振りにカラヤンのCDを聴きたくなった。

  • クラシックの帝王カラヤンに最も近い日本人といえる眞鍋圭子さん。
    カラヤンとの秘話を綴っています。
    死後のカラヤンしか知らない私にとって、素顔のカラヤンを知れる貴重な一冊です。

  • 凄い人だったんだなあと・・・

  • カラヤンの生放送をエアチェックした中学生の自分が思い出されました。帝王と言われた人の素顔が、とても温かく語られた素敵な本です。

  • 今までカラヤンについて書かれている本をいくらか読んだけど,また新たな一面というか,いろんな人の立場で書かれているとまた違った面が見えて面白い。

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