発達障害を治す (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983564

作品紹介・あらすじ

日本では、子どもが発達障害と診断された親は「原因不明で治療法はない」と宣告される。一方、世界的には、遺伝子研究の立場から発症原因の探求が続いている。その結果、近年、遺伝子の微小な変異である遺伝子多型と有害な環境汚染物質とが相乗的に作用していることが分かってきた。遺伝子を調べ、体内に蓄積した有害物質をデトックスし、必要なビタミンを投与することで、さまざまな症状は改善する-。臨床現場で成果を上げる医師が解説する、発症のしくみと、革命的治療法。

感想・レビュー・書評

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  • 参考程度に読まさせていただきました。革命的治療法の真相は不明。

  • デトックスをして身体に蓄積している不要な成分を取り除く、サプリメント等により栄養素を補給する等、科学的アプローチ。
    発達障害の発症原因の一つに遺伝的な要因があるとして、遺伝子多型が影響する脳の発達の解説などがある。
    予測の域を超えない話、問題提起にとどまる箇所もあるが、発達障害の発症がいかに複雑な原因を抱えているか、多角的に考察しているところに説得力を感じた。
    栄養素の名前がたくさん出てきて、段々何が何にどう作用するやら覚えられなくなってくる…。

  • 発達障害に対して、療育ではなく治療を
    実施するということで実施している著者。
    知り合いのご家族もたくさん試されている
    人もいました。
    でもあまりよく効果が表れたということを
    聴いたことはありません。少し、煽動しすぎている
    のではないかという感じがするところもあります。
    どちらかというと藁にもという想いもあるので
    慎重にあつかったほうがいいとも思います。

    ただ、論理的には少しなるほどと思うところもあり
    機会があれば、検査だけでもという気もしたりします。

    今度著者の講演には行くつもりです。

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著者プロフィール

内科医師。1954年大分県生まれ。九州大学工学部大学院合成化学専攻修士課程修了。九州大学医学部卒業。銀座サンエスペロ大森クリニック、福山中央病院で西洋医学と補完・代替医療の区別をなくした統合医療を基本に取り組み、有害物質除去を根底にした「デトックス(体内浄化)
医療」を広げる。デトックス医療を実践する過程で発達障害の子どもたちと出会い、臨床的に発達支援を行ってきた。
発達障害関連の文献など約1万件にあたり、その発症メカニズムやサポート方法を検討し、遺伝子多型検査、毛髪ミネラル分析、尿中有機酸検査などをもとにしたデトックス栄養療法を実践している。

「2018年 『発達障害を克服するデトックス栄養療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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