《唯識》で出会う未知の自分 仏教的こころの領域入門 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344985315

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  • 2022年「《唯識》で出会う未知の自分 仏教的こころの領域入門」読了。コテンラジオの玄奘(三蔵法師)の回で唯識論の書籍として横山紘一さんが紹介されていたので読んでみた。高校の倫理の担当していたときの講義に基づいている内容ということで、たとえ話を用いてわかりやすく書かれている(まもちろんややこしい部分もあるが)。倫理の授業は受けた経験がないので、宗教とか、思想とか、一度、体系的に学んでみたいと思えた一冊。

  • どうして人間には眼が二つあるのか?
    という問いに対して、
    この世に善と悪とがあるから、眼はあるんじゃないでしょうか
    って返答した高校生と握手がしたい。
    そうゆう考え方、凄く好きだなと思った

  • 書店で唯識の入門書を探していた時に見つけました。

    著者が「ある高等学校で倫理の授業を担当した時の講義に基づい」(p.178)て書かれたものなので非常に読みやすいです。1時間かけずにするする読めました。
    加えて、答えを教えるのでなしに考えさせることを主眼に置いているので、読めば読むほど味わい深い深い内容にもなっていると感じました。

  • コンプレックスの自覚が飛躍のための鍵

  • 概念を理解するのが難しい唯識を、少し理解できたような感覚を得られた。何となく言っていることがわかるけど、具体に入ると難しい。

    実際この唯識を会得するために長きに渡り修行している人がいるのだから、一冊読書しただけで分かるものではないと思う。教養として、一歩目として読む本。

  • 東2法経図・6F開架 B1/11/530/K

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著者プロフィール

1940年、福岡県生まれ。1964年、東京大学農学部水産学科卒業。1967年、東京大学文学部印度哲学科卒業。1974年、東京大学大学院印度哲学博士課程修了。現在は立教大学名誉教授、正眼短期大学副学長。
著書:『唯識の哲学』(平楽寺書店)、『唯識思想入門』(第三文明社)、『唯識とは何か』『十牛図・自己発見への道』(以上・春秋社)『ゆずれば無我か』(佼成出版社)、『漢梵蔵対照・瑜伽師地論総索引』『梵蔵漢対照・蔵梵漢対照・佛教語辞典』(以上・山喜房佛書林)、『やさしい唯識』(NHK出版)、『仏教思想へのいざない』『唯識で読む般若心経』(以上・大法輪閣)、『十牛図入門』『阿頼耶識の発見』(以上・幻冬社)ほか多数。


「2020年 『〈新装版〉唯識でよむ般若心経 空の実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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