- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344991545
感想・レビュー・書評
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輪廻転生をテーマにした小説。題材としては面白かったけど、ストーリー的にはもう一工夫欲しかったかな。でも嫌いじゃないです。
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ケプラーの神。
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もりけんさんの処女小説です。彼の研究結果を物語の形式で発表してみましたという感じです。
確かに物語形式の方がより伝わりやすいことも多いかなと思いますし、もしかすると神話っていうのもそういうものなのかもしれません。
物語は鈴木光司の「らせん」やマトリックスシリーズ、トータルリコール、インセプションの系列が好きな方には向いていると思います。
望むべくはもう少し登場人物の肉感というか、匂いとか、鼓動とか、肌触りが感じるぐらいにその人を書いていただけると私好みになるかしらね。
この物語の核となる理論はとても興味深いものなので、これを原作として才能ある人の手によって映画など別のメディアに展開すると面白いかもしれません。
レベル:469
なるほど。いい線いってるということですね。 -
面白いことが書いてあるのかもしれないが、共鳴できなかった。
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文章へボイー
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魂やあの世とこの世のしくみなどを小説仕立てでわかりやすく描いたもの。でも、著者自身のやっていることの方がよほどおもしろい。
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記憶、時間、情報の技。
期待が大きかった分、がっかり。下手なSFもどきの展開で、ベースの人格に強姦殺人犯を選ぶ必然性が全く分からない。読んでいて、気分悪かった。 -
<15年におよぶ調査結果から生み出された衝撃の仮説小説!>と帯にあり、著者は世界じゅうの不思議体験を取材、探求してきた人だから、この小説(仮説)の信憑性はけっこう高いのかもしれない。興味深く読んだ。
魂になるとオレンジ色になるとか、魂には肉体も脳もないのに記憶が残っているとか。哲学のテーマでもある「自分とは何か」という問いにも、ここに著者なりの解答が提示されているように思う。
この技術があるなら、わたしはぜひとも亡き母と話をしてみたい。ただその場合、母がスープを飲んでしまったかどうかが気になるところ。
しかし、ここまで輪廻転生が人の手で操れちゃうのは、どうかと思う。そこはさすがにタブーなのでは、という気がしてならない。
やっぱり、人の手には遠くおよばない、はてしなく大きく広がる「神の領域」というのはあるんじゃないかな。 -
変わってる・・・本。安直な設定に思えるのだが、神と言う存在は情報の蓄積のため色々な人生を送らせるという発想はそれなりに面白いと思う。