ものづくりの三原則: 世界に通用する創造力を育むために
- 幻冬舎メディアコンサルティング (2009年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344996984
作品紹介・あらすじ
もはやあらゆる電化製品に欠かせない「半導体」。その製造工程を陰から支える世界トップレベルの技術開発型企業、日本マイクロニクス。ガレージカンパニーからスタートしてJASDAQ上場。知られざる精鋭集団に学ぶ、ものづくりの心構え。
感想・レビュー・書評
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1. ものづくりの三原則 世界に通用する創造力を育むために 市川徹著
* MJCという会社(半導体の技術メーカー)は中小ながら多大な技術力と創造力を持っている。これを例に、技術者とはどうあるべきかについて説く。共感する内容が多かった。
* 原理原則、観・感・勘という言葉にこだわった。まずは観る。そして感じる。そこから勘で創る。外に目を向けろとか書いてあって、今のトヨタと同じやんと思った。古い本なのに。新入社員のときに感じていた目新しさや感動、興味。今はそれがなくなってきてはいないか?新しい世界や技術を見たいと思わなくなっていないか?現地現物で観ること。そして感じること。センス。
* 会社員なんて日の当たらない地道な苦労の連続で、全社員みな同じ、などといった誤った認識は吹き飛んだだろうか?すべては個々人の努力次第。
* 営業だって原理原則が大事。買った側も売った側も儲からなければ、事業は長続きしない。買ってもらえたらそれで良しではない。
* 経験や学はそれほど重要ではない。鍵は、やる気と、知識を吸収し、それを応用・展開する力。
* 原理原則に則った考え方、応用をしようと思った。普段から観ることを意識する。
* https://www.mjc.co.jp/corporate/policy/
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◆本から得た気づき◆
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「原因」「理由」を突き詰める人は少ない
基礎理論を学べば、どんな技術も対応できる
「原理」「原則」を勉強し、きちんと使って開発する
「分からない」を可視化する=相手が知っている、例を引用すること
勉強量が道を開く
1本1本のヒットの積み重ね
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◆目次◆
序章 「原理・原則」「観・感・勘」のルーツ
第1章 観―事象を情報へと変換する「観察力」
第2章 感―情報を興味へと転換する「感動力」
第3章 勘―興味から工夫を構想する「創造力」
終章 「原理・原則」に従いなさい
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◆マインドマップ◆
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