ものづくりの三原則: 世界に通用する創造力を育むために

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  • 幻冬舎メディアコンサルティング
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344996984

作品紹介・あらすじ

もはやあらゆる電化製品に欠かせない「半導体」。その製造工程を陰から支える世界トップレベルの技術開発型企業、日本マイクロニクス。ガレージカンパニーからスタートしてJASDAQ上場。知られざる精鋭集団に学ぶ、ものづくりの心構え。

感想・レビュー・書評

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  • 「100万円の現金と100万円の材料、どっちに価値があるか」、「この商品は市場から求められているか、売れるか否かを判断できるかどうかが重要」、「エレクトロニクスは進化していない」、「原理・原則が分からない者に会社を経営する資格はない」、「観て、感じて、あとは自分の勘(創意工夫)」、「新しいものを見てすごいなと思う人間は、伸びていく。逆に、俺には関係ないや、と思う人間は、それで終わってしまう」、「学歴は必ずしも必要ではない。だが、学問は絶対に必要だ。」、「熱意を伴わない実行はすぐ止まる」、「無駄な経験こそ、たくさん積んでおくに越したことはない」、「興味を持つ、好きになる、自分から学ぶ、調べる、柔軟な考えが持てる、応用力がつく」

  • 1. ものづくりの三原則 世界に通用する創造力を育むために  市川徹著
    * MJCという会社(半導体の技術メーカー)は中小ながら多大な技術力と創造力を持っている。これを例に、技術者とはどうあるべきかについて説く。共感する内容が多かった。
    * 原理原則、観・感・勘という言葉にこだわった。まずは観る。そして感じる。そこから勘で創る。外に目を向けろとか書いてあって、今のトヨタと同じやんと思った。古い本なのに。新入社員のときに感じていた目新しさや感動、興味。今はそれがなくなってきてはいないか?新しい世界や技術を見たいと思わなくなっていないか?現地現物で観ること。そして感じること。センス。
    * 会社員なんて日の当たらない地道な苦労の連続で、全社員みな同じ、などといった誤った認識は吹き飛んだだろうか?すべては個々人の努力次第。
    * 営業だって原理原則が大事。買った側も売った側も儲からなければ、事業は長続きしない。買ってもらえたらそれで良しではない。
    * 経験や学はそれほど重要ではない。鍵は、やる気と、知識を吸収し、それを応用・展開する力。
    * 原理原則に則った考え方、応用をしようと思った。普段から観ることを意識する。
    * https://www.mjc.co.jp/corporate/policy/
    *

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    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    「原因」「理由」を突き詰める人は少ない
    基礎理論を学べば、どんな技術も対応できる
    「原理」「原則」を勉強し、きちんと使って開発する
    「分からない」を可視化する=相手が知っている、例を引用すること
    勉強量が道を開く
    1本1本のヒットの積み重ね
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆

    序章 「原理・原則」「観・感・勘」のルーツ
    第1章 観―事象を情報へと変換する「観察力」
    第2章 感―情報を興味へと転換する「感動力」
    第3章 勘―興味から工夫を構想する「創造力」
    終章 「原理・原則」に従いなさい
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/bebbf6fa3e120a54.png

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