オールド・ブルー: 世界に1羽の母鳥

著者 : メアリ・テイラー 百々佑利子

• さ・え・ら書房 (1999年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Zwarte Beertjeさんの感想 · 2019年8月17日]

ニュージーランドの離島で、残り5羽だけと絶滅に瀕してしまった鳥がいた。きっかけは人間が入植したことで、その過ちを取り返すために、研究者たちの努力が始まった。ブラックロビンは個体数を回復することができたが、そこにはオールドブルーと呼ばれた最後の母鳥が並外れて長生きをし、研究者に卵を取り上げられてもめげずに新しい卵を産み続けたという奇跡的な出来事が欠かせなかった。オールドブルーの生涯にぐっとくるものがある。

[akiuwaさんの感想 · 2018年1月16日]

「子どもを本好きにする10の秘訣」>「生き物・自然」で紹介された本。

[oriduru1970さんの感想 · 2017年10月30日]

絶滅しかけた小鳥を人工的な託卵で増やした話。
来年には絶滅動物リストに入ってそうリストから、絶滅危惧リストにランクアップしたけど、まだ絶滅の危機から脱してはいない。

現在の人類も、もとをたどれば一人の女性に行き着くんだっけ。

でもこれって、要するに兄弟姉妹が…これ以上言いたくない。

[a0061878さんの感想 · 2017年6月11日]

「世界に母鳥が一羽しかいない鳥でも、救うことはできるのだ」

[hosinotukiさんの感想 · 2017年6月8日]

絶滅しかけたコマドリをなんとか救った記録だけど，絵があまりにも美しくブラックロビンが本当に可愛い．

[34coroさんの感想 · 2014年10月2日]

絶滅の危機から救われたニュージーランドのチャタムブラックロビンの記録的絵本。
環境問題や保護活動を紹介する科学絵本の中で、絵が美しいこと、ロビン側からの視点も感じることで、他より完成度の高さを感じた。
字は多いけどね。他の絶滅危惧種なども描かれているので情報量も満載。
博士とロビンのふれあいもあたたかい。
なので一緒にこの鳥が愛おしくなるんだ。

ブルーの鳥ではないのに、なぜブルー？は足環の色だった。

[miyu918さんの感想 · 2011年12月5日]

　ニュージーランド本島から東に1000キロ離れたチャタム諸島。そこにしか生息しない鳥・ブラックロビンは、絶滅の危機にあった。それは、人間が島に移住してきたせい…。“オールド・ブルー”と呼ばれた母鳥とブラックロビンを助けるために力を尽くした人々の物語。

[つれづれ猫さんの感想 · 2009年12月28日]

0911『自然とかがくの絵本総解説』より

[真心銃(マシンガン)さんの感想 · 2007年2月28日]

中学時代、何度も借りたなぁ･･･<br>
オールドブルーに敬礼っ(｀・ω・´)ゝ