デロリアン自伝: 天才経営者の栄光と挫折

著者 : ジョン・Z.デロリアン 宮本倫好

• サンケイ出版 (1986年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ジョン・Z デロリアンは、貧しい移民の子としてデトロイトに生まれた。苦学力行の末にGMへ入社すると、目を見張るような業績を次々にあげ、若くしてトップ経営陣の座に登りつめた。その後、自らの夢を実現すべく、GMを去り、北アイルランドに自動車会社を設立し、斬新なスポーツカーを世に送り出す。だが、折からの自動車不況もあって、経営は悪化し、会社は倒産の憂き目にあう。さらに、それに追い打ちをかけるように、麻薬密売容疑で、FBIのおとり捜査にかかり逮捕されたが、裁判の結果は無罪となった。だが、地位、名声、会社、妻のすべてを失った彼には、試練はまだ続く……。本書はデロリアンが初めてその波乱万丈の日々を語りつくした衝撃の書である。