- Amazon.co.jp ・本 (135ページ)
- / ISBN・EAN: 9784384021721
作品紹介・あらすじ
世界史的な意義をもつ事は、そう滅多に起るものではない。ベルリンで壁が崩れたときの夜、そのあとの再会劇、そして最後にクリスマス前のブランデンブルク門開放こそは、それにふさわしい出来事だ。非暴力革命の勝利であり、それにより東ドイツ民衆は民主主義と行動の自由を勝ち取ったのである。10数名の精鋭カメラマンによる一大叙事詩。
感想・レビュー・書評
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
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大学でドイツ語を学び始めた年には、まだベルリンは分断されていた。その年の11月、壁が崩れ、翌年の夏、ドイツ語教室でこの本に出会った。次の夏には、ベルリンで壁の残がいと称するものをトルコ人の少年から買った。
今もまだ、なぜベルリンが分断されることになったのかきちんと理解できていないけれど、世の中の理不尽なことは皆、誰かの野心を満たすための大き過ぎる代償のように思えてしまう。 -
当時西ベルリン市長ヴァルター・モンパー氏の言葉と、1989年11月9日の東西の様子を撮ったドキュメント。
写真は白黒だが当時の熱狂・歓喜が伝わってくる。
10月の市民デモから警備隊と市民との衝突や壁の壊され方も含めた1989.11.9、12.31のブランデンブルク門の祭りの様子までを知ることができる。
巻末にベルリンの壁の歴史。 -
卒論指導で見たベルリンの壁崩壊。先生が触らしてくれたベルリンの壁。グッバイ・レーニン!と重なる部分もたくさんある。
東の人々がみんな同じ車に対して、西の車の種類の多さ。
東の人が西の国営でないスーパーに並ぶ意味。
西では東の訪問者を歓迎するサービスが映画館やスーパーで行われ、しまいにはコカ・コーラを検問所で配りだす。
西の人だってもちろん東に行った。オッシーとヴェッシーが交ざりあう瞬間の喜びが写真に現れている。
やっぱりこの時期が一番好きだexclamation ×2 -
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