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- Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
- / ISBN・EAN: 9784385361253
作品紹介・あらすじ
感性と分析とストーリーテリングの稀有な結合。「短い20世紀」を苛烈に生きた歴史家の、記憶の糸車が回りはじめる。自伝のかたちを借りた、もうひとつの『20世紀の歴史』。
感想・レビュー・書評
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1917年、アレクサンドリア生。母語はドイツ語。自著歴史書のサイドストーリーとしての自伝。ティーンにマルクス主義者となり、21世紀のいまもソ連に憧憬を覚える(支那には共感しない。中越紛争のあとでは東アジアは「分からない」と逃げてる)。英国で兵役6年。WW2勃発は悲劇ではあったが「終戦後にはより良い(社会主義の)世界が来ると信じていた」、それより1956年“スターリン批判”は西欧の共産主義者のトラウマとなった…。英国人に比べユーモア不足。原著2002年「国際資本主義の破綻」と9.11に20世紀の終焉を見た。
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