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- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784389410100
感想・レビュー・書評
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朝の礼拝で紹介された本です。
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カルヴァンに対しての印象が変わった。
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ルターと続けて読んだ、宗教改革の立役者。社会的にはその思想、信仰がルター以上に西欧のキリスト教に大きな影響を与えたと言ってもいい。個人的にはルター以上に考えさせられるところがあった。修道院において悟りに至ったルターには社会に出て行くにおいてそのギャップに心情面での多少の揺らぎがあったように感じる。反面カルヴァンにおいてはもとより社会が前提での悟りであったので、最後まで改革を貫き通したと感じる。
厳格な予定論ばかりが先走るカルヴァンに対する解釈だが、もっと人間としての彼を見つめると宗教改革自体の理解にも深みが増す。
11/11/23
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