最新 地球と生命の誕生と進化 (GEOペディア)

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  • 清水書院
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784389501174

作品紹介・あらすじ

いかに,地球,そして生命は誕生し進化してきたかを知ることは,人類の存在理由を考える知的な冒険だ!
命あふれる「地球」はどうやって誕生してきたのか。宇宙の誕生から天の川銀河,太陽系,地球の形成,そして生命の誕生までを“最新学説”を駆使して解説!
なぜ私たちが存在しているのか。大きな謎を解き明かす!
地球科学の最新情報がビジュアルとチャートでよくわかる!

感想・レビュー・書評

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  • 地球の誕生から消失までが、簡潔明瞭な解説と綺麗なCGや図で綴られた一冊です。
    生命のいない時代から現代までの長い歴史を辿って理解したのは、物理学的・化学的・生物学的に考えて今の地球が生成されるには天文学的な確率の幸運が必要であるということです。
    地球は生命体にとって奇跡的な星、まさに楽園と言えます。
    それ故に、地球外で液体の水がある惑星や原始的生命体は発見できるかもしれませんが、我々と同じかそれ以上の知的生命体との遭遇は難しいのではないかと思いました。
    現代の後には近未来、そして逃れることのできない地球消失へと話が続きます。
    地球は必ず終わりますが、最後の文章が心に残ります。

    「人類は、その形を変えながら広く宇宙に進出していくだろう」

    遠い未来の我々の子孫は、地球でなくても姿形は別物だとしても、元気に暮らしているでしょうか。

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著者プロフィール

丸山 茂徳(まるやま・しげのり)
1949年徳島県生まれ。スタンフォード大学、東京大学などを経て、1993年から2019年まで東京工業大学教授および特命教授・特任教授。地質学、地球惑星科学を専門とし、地質学会賞、アメリカ科学振興会フェロー、紫綬褒章、トムソンサイエンティフィックリサーチフロントアワード、アメリカ地質学会名誉フェロー、瑞宝中綬章ほか受賞・受章、著書多数。

「2024年 『TEN vol.5 科学教育の現在と未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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