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- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784390108263
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
教養文庫版『世界の歴史』 第6巻 「宋朝とモンゴル」
シリーズから中国の歴史に関係する巻だけを読んだ。
五代十国から元までとモンゴルと朝鮮を扱っている。
五代十国という分裂の時代を経て、宋による統一国家が誕生したわけだが、この時代あたりから常に北方の遊牧民族の脅威にさらされ続けている。『夷を以て夷を制す』が機能はするが最終的には別の夷に征服されるという結果を生み、最終的に宋朝はモンゴルに滅ぼされているのが印象的だ。
一方で元朝時代に漢人が差別され、官人として登用されなかった結果、一般民衆向けの文学が隆盛したというのは中々に面白い。かの『三国志演義』もこの時代に物語として扱われてきたようだ。
朝鮮に関しては厳しいなと言う他ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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