日本の村再考: くたばれ近代化農政 (現代教養文庫 1455 ベスト・ノンフィクション)

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  • 社会思想社
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784390114554

感想・レビュー・書評

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  • 農村から専業農家が見た、農政の問題、農村部の現実を書いたノンフィクション。
    田舎暮らしにあこがれる人は一読の書です。

    本書が描かれた年代は70年代から80年代ですが、いまも大きくは変わっていないのでは。
    本書を読むと、農協によって農業がズタズタにされていく様子が伺える。

    う~ん、農村も都市も問題だらけですね。
    家族、コミュニティのあり方を真剣に考えていかないと日本は駄目になってしまう。

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著者プロフィール

◎山下 惣一(やました・そういち)1935年佐賀県唐津市生まれ。農業に従事するかたわら創作活動を続ける。1969年『海鳴り』で第13回日本農民文学賞受賞、79年『減反神社』で第27回地上文学賞を受賞。同作は第85回直木賞候補作となる。著書に『ひこばえの歌』『日本人は「食なき国」を望むのか』(家の光協会)、『農の明日へ』(創森社)など多数。生活者大学校教頭、アジア農民交流センター・TPPに反対する人々の運動の共同代表、小農学会の顧問も務めた。2021年2月に「老農は死なず消えゆくのみ」と断筆を宣言。2022年7月10日に肺がんのため逝去。

「2023年 『山下惣一 百姓の遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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