ある詩人への挽歌 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)

制作 : Michael Innes  桐藤 ゆき子 
  • 社会思想社 (1993年7月発売)
3.24
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784390130394

ある詩人への挽歌 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)の感想・レビュー・書評

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  • 正直に言えば、序盤の展開には古い海外小説にありがちなまどろっこしいというか、何言ってるんだおまえは、的な小難しいところが目立って一般人にはきついものの、そこを過ぎるとけっこうぐいぐいくる展開に引き込まれる。しかし若い衆が皆美人さんやらイケメンさんやらばかりで、なんだこれ、映画にでもしたらちょっと少女漫画的な絵になってしまうんではないか、などとどうでも良い事を思ったり。

  • うーん、最後は確かに良かった。
    だけど「は!」と衝撃をうけるほどではなかったなあ。
    あと残念なのは、前半がずいぶん静的であること。
    もうちょっと最初から魅力的な謎が提示されていたら、印象はちがっちえたかもしれない。

  • 吝嗇で変人の城主ラナルド・ガスリー。奇妙な行動に拍車がかかり、心配されていた矢先、胸壁から墜落死してしまう
    はたして狂気故の自殺なのか?冬のスコットランドを舞台にした本格ミステリ
    第一部イーワン・ベルの記述《村の長老》
    第二部ノエル・ギルビーの手紙記録《事件の夜偶然城に立ち寄った青年》
    第三部アルジョー・ウェダーバーンの調査《弁護士》
    第四部ジョン・アプルビイ《主人公ヤードの警部》
    第五部医師の遺言
    第六部ジョン・アプルビイ第七部イーワン・ベルによる結末

  • 初イネス。手記や手紙などさまざまな文体で綴られる塔からの墜死を巡るミステリ。
    いかにもなミステリ的ガジェットを詰めこみながらも、どこかズレたところがある謎や登場人物たちがイネス流なのかな?。単純に見えた事件の様相が二転三転するさまも鮮やかで大満足。

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