手足のないチアリーダー

著者 :
  • 主婦と生活社
3.69
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本棚登録 : 85
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391138184

作品紹介・あらすじ

私は特別なんかじゃない。ふつうの女の子です。"先天性四肢欠損症"という障害がありながらもチアリーディングの精神で「元気を届けたい」と笑顔で生きる少女の感動物語。

感想・レビュー・書評

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  • 筆者と家族のやりとりや奮闘に随所で涙が流れ出てきて止まらなかった。
    タイトルにあるチアについては期待していたよりはかなり少なかった。(手足の無い子がどのようにチアリーダーとして演技をしているのかが書かれてるのかと思っていた。) チア(部活動)へ取り組みながら人と接する描写を読んでいたら、中身は本当にごく普通の女の子なのだと思わされた。筆者を参考に強く明るく前向きに生きていきたいと思う。

  • ごく普通の女の子の話。違うのは体つきだけなのだと、思わせられる。見た目で、判断すべきではないのだ。家族の葛藤もまた、納得できる。もし、我が家だったら…。ご家族のお気持ちを察したい。

  • 乙武洋匡さんの五体不満足とは、また違った側面を見せてくれた本だった。

  • 読んで感想を書かなきゃならなくて読みました。自分では読もうとしないジャンルなので、ある意味いい機会を与えてもらったと思って読みました。とかく多くを要求しがちな自分に反省を促されるような気がしました。本人も
    もちろんお母さんを特に尊敬します。

  • 2014.6.7読み終わり。手足のない、ということの伝わりよりも、悩みを解決する過程やチアのチームでの心の通い方、母への感謝への気付きなど、共感できることが多くありました。心のこもった内容でよかったです。

  • 手足があるなしではなく、何事も心の持ち用と努力かな。もちろん、周りの手助けや理解が必要なこともある。この本を読んで、障害について理解し、手助けしてくれる人が増えればいいな。

  • 2012.11.21 市立図書館

    「特別なんかじゃない、ふつうの女の子です」
    この子は、ココロがとっても健康なんだなぁって思いました。

    この子のお母さんもスゴイなぁ・・・。

  • 【内容】
    「特別なんかじゃない、ふつうの女の子」のエッセイ本

    【良い点】
    ・著者のサッパリしてるとこが良い。
    ・全体的に明るい感じ

    【悪い点】
    ・特になし

    【感想】
    泣いた。「余命一カ月の花嫁」とはちょっと違うんだけど中盤泣きました。
    昔アシュリーの本は泣いたけど、「筆談ホステス」は泣いてない。
    「五体不満足」は読んだの遥か昔過ぎて覚えてないな・・(多分小学生)
    色々上手くいかなかったとこらへんで泣きましたね。
    全体的に著者の明るさ?が前面に出ていて、さっぱりと明るい感じが良いなって思った。文章もサラッと読めて、良い感じでした。

  • 鏡像段階というのをここまではっきりと感じたことははじめてだったなぁ。
    私は人よりも大きいことを、もう3歳くらいから意識していて、
    それなりにコンプレックスをもっていたけれど、
    彼女は自分を相対的に見るまでとても時間がかかったようですね。

  • なんか・・・なんだろうな。失ったものを悔やんでくよくよしてちゃ駄目だなって再確認してしまった。

  • 「先天性四肢欠損症」で生まれてきた彼女。障害だから悲しくなったこともあるし、誰もが抱くような悩みを持ったこともある。もちろん、楽しかった想い出もある。
    彼女は、『ないもの』ではなく、自分に『あるもの』を見つめて、今を精一杯生きている。『あるもの』を最大限に生かそうとしている。
    この著書は、そんな彼女の生きる姿が伝わってくる一冊。

  • 常に笑顔、常に前向き。私も負けるものか!

  • 生まれつき手足のない少女のエッセイ。
    とにかく前向き。
    五体不満足に似てるかも。

  • 彼女をテレビで観て興味があったので読んだ。もちろん、編集で現実より美談に仕上がっているとは思うが、障害を受け入れ明るく生きる彼女は素晴らしいと思った。さらに、ご両親、友人、先生のサポートにも感銘を受けた。

  • 11/27(土)読了。図書館で壁際に目立つように置かれた本の中にあって うっかりボロ泣きしながら一気読みしてしまいました。凄いなぁ。心から。

  • もっと家族や友達に感謝しないといけないと思った

  • 生まれつき手足が無かった有美。
    生後しばらくは施設で過ごしたが、家族のあたたかい愛情につつまれて、自宅での生活が始まった。
    有美は明るく負けず嫌いな性格と、身体のハンデを感じさせない活発さで、友だちと同じ保育園に通った。

    両親の努力も並大抵なものではなかったが、有美は地元の小学校にも通うことができた。
    しかし思春期に入ると、友人関係も難しくなり、有美は孤立してしまう。

    有美は中学時代にたくさん悩んで、高校で出会ったチアリーディング部で、
    仲間の大切さに気づき、明るさを取り戻してゆく。

  • 先天性四肢欠損症を持って生まれた佐野有美。手足のない彼女が、チアリーディングの精神で「元気を届けたい」という気持ちを胸に、元気いっぱいの笑顔を向けている写真を見て、思わず泣きそうになりました。この本は、そんな彼女の生い立ちから、高校のチアリーディング部を引退するまでの日々を生き生きと綴ったエッセイです。どんなことにも積極的にチャレンジしていく彼女の強さと、それを精一杯支えている家族や周囲の人たちの優しさを沢山感じました。五体満足な私は、不満なんか言っている場合じゃない。彼女を見習って、どんなことにも物怖じせずにぶつかっていきたいと思いました。

  • 彼女は普通の子が通う学校に通えてたぶん幸せだったんだと思うお母さんの苦労とか メチャクチャだとは思うけど養護学校に隔離されたんではこんな風には出来ないと思う

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