- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784391141061
作品紹介・あらすじ
10分で指が動きだす驚異のリハビリ「川平法」から、脳と機械をつないで重度患者を助ける「BMIリハビリ」まで、リハビリの最先端。なんと、脳卒中によって脳は若返っていた。脳の秘められた回復力を引き出す驚異の最新リハビリ法を徹底紹介。
感想・レビュー・書評
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発達障がいの子どもを育てるうえで役に立つかもしれないと思い,読みました。
頑張らない,褒める,睡眠を取らせる。
漠然とよいことだとは知っていましたが,さすがNHKの番組制作ディレクター,理由を詳しく説明してくれるので,本書で得た知識をもとに,頑張ろうという気になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本が書かれてから10年。
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一つの訓練法だけを取り上げているので、やや公平性には欠ける印象。「ほめる」というか、認めていることを伝えるのはやはりどういう状況であれ、どういう相手であれ大事。
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番組が面白かったのを思い出して読んでみた。
ディレクターさんは本よりテレビが向いているのでしょうね。
読むよりも映像を見た方がいい。 -
脳卒中の回復のメカニズムや,リハビリテーションの限界についても説明されています.また,最新の治療法や,ほめることの治療的効果,睡眠の大切さといったことも記されていました.
脳卒中は,最新の技術でも,やはり回復しにくい後遺症が残る方は大勢います.だから,本の題名を読むとなんとなく抵抗感がありました.しかし,著者は「リハビリの本質的な目的は『生活のしやすさ』や『自信』を取り戻すところにある」という立場に立ち,回復しにくい人もいることもきちんと説明しています.だから,抵抗感なく読み進めることができました.
脳卒中について,幅広く,やさしく勉強できる本だなあ,と思いました. -
脳卒中というとリハビリしても回復しにくいものと思われているが、最新のリハビリは時間がたっても回復の可能性があることをこの本が教えてくれる。
あきらめることは、ない! -
2011.9.20-2013.3.10
「NHKスペシャルの放送内容をもとに、番組ではご紹介できなかった部分を大幅に加筆したもの」。
高齢者が増えてリハビリは切実な社会的課題となつてゐる今、「川平法」、BMI」などの新しい手法が開発されてゐることを紹介した本。人間といふ生物の持つ適応力が印象的だ。
実用的な意味だけではなく、褒めることがリハビリに良い効果を齎すなど、身体と心の関係といふ問題を考へる際にも有用な事例を提供して呉れるのではないか。