Dr.明橋の生きるのが楽になるたったひとつの言葉

著者 :
  • 主婦と生活社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391143508

作品紹介・あらすじ

家庭もあって傍目には幸せそうな人生のハズなのに、毎日、漠然とした不安を抱えている。仕事も順調、素敵なパートナーもいる、でもいつも正体不明の不安がある。なぜか付き合う男は支配的なダメ男ばかり、なのに別れられず、ズルズルと付き合ってしまっている、嫌なことでもノーが言えず、ストレスを溜めこんでしまう……そんな生きづらさや人生の不安を感じる全ての女性に捧ぐ。累計400万部の「子育てハッピーアドバイス」シリーズの著者が贈る、あなたが幸せに生きるための生き方アドバイス。読めば心がすっーと軽くなります。

・甘えは心と心の接着剤、少し他人に甘えてみよう
・「ありがとう」は最高のホメ言葉
・生きるのに疲れるのは、それだけあなたが頑張ってきたから
・ダメな自分でもいい、失敗するから愛される
・伸びるには縮むことも必要、今はエネルギーの充電期
・ついキレてしまうのは、いろんなことに気付く人だから
・人は人、私は私。自分の感覚を信じよう

感想・レビュー・書評

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  • キーワードは、幼い時から自分のあるがままやすべてをを親から無条件で育まれてきて育った「自己肯定感」。
    大人になっても、どこか生きづらさがある原因に「甘えられなかったこと」が深く影響しているという。
    「自己肯定感」は、能力や学歴以上に「生きること」の土台になるもの。
    「私は私でいい」と、言い聞かせて、自分に優しくすること。

    さいごに、「生物多様性」の重要さが記されていたのは興味深かったです。
    人間の都合で、均一化を奨励する社会はとても危険だということ。

    もっと、「いいこと探し」をしていこうとおもわされました。

  • 甘え: 情緒的欲求
    甘やかし:物質的欲求

    いろんなことに気づく:キレる
    全部受け入れる


    自己肯定感: 土台、自分には存在する価値がある
    親との関係でできたもの


    居場所

  • Dr.明橋の本は前にも読んだことがあって、「私がこんな性格なのは、自己肯定感が育てられなかったからなんだわ」と思いました。
    この本もだいたいそういう流れで、先生の考えには納得しています。

    でも、この本で、驚いたことがあります。
    「父親との関係を見直そう」です。

    先生の言う理想的な関係とは
    「小さい時は、お父さんが大好きで
    思春期になったらしっかり反抗する。
    20歳を過ぎたら、やさしくなれる関係」
    だそうです。

    これはまさしく父と私の関係です。
    私は自分を失敗作だと思っていたのに
    父との関係は理想的だったの?!

    「20歳を過ぎて父を理解する気持ちが芽生えてきます。
    こうした感情を娘が抱くようになると、一緒にお酒を飲みに行ったり、一緒に出掛けたり、いい距離感の親子関係が築けるようになります。」

    うーん。子どもの頃は酒飲みの父がとても嫌だったけど、おとなになってからは父を利用して酒をたくさん飲もうとしてきた。
    ただそれだけなんだけど…。
    それも理想的な関係ですか、明橋先生?

  • 自己肯定感の大切さを書いた本です。
    マンガも用いながら書かれているので、分かりやすく読みやすいです。
    自己肯定感は自分が育った環境で大きく変わるものだけれど
    大人になった今、自分であげることができる。と。

    どなたにもオススメしたい1冊ですが、
    「甘える」大切さ「甘やかす」との違いなども書かれているので
    次の世代を育てていかれる親御さんにも
    ぜひおすすめな一冊です。

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著者プロフィール

心療内科医。京都大学医学部卒業。国立京都病院内科、名古屋大学医学部附属病院精神科、愛知県立城山病院を経て、真生会富山病院心療内科部長。NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長、富山県虐待防止アドバイザー、一般社団法人HAT代表理事。専門は精神病理学、児童思春期精神医療。全国で「認定子育てハッピーアドバイザー養成講座」を開講し、人材育成に当たる。著書は、シリーズ累計500万部を超える『子育てハッピーアドバイス』など多数。

「2022年 『読んでみない? からだのこと。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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