魔法のパン

著者 :
  • 主婦と生活社
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391149388

作品紹介・あらすじ

第3回料理レシピ本大賞受賞『魔法のケーキ』シリーズ第4弾
食パン、カンパーニュ……いつものパンがごちそうに変身!

なんの変哲もないブールやカンパーニュ、はたまた食パンが、魔法のようにごちそうに早変わりするレシピが、フランスで話題になっています。それが「はりねずみのパン」と「クロック・ケーク」。

ブールやカンパーニュに格子状の切り込みを入れて、そのあいだにチーズや野菜を挟み、オーブンで焼いたものを Pains hérissons=はりねずみのパンと呼びます。焼くと格子状の切り込みがはりねずみの背中のとげのように見えることから、この名がつけられました。

そしてこの格子状の切り込み、見かけだけでなく、1本1本を手でつまんで食べられるという、実用性も兼ね備えています。大人数が集まったときの前菜やおやつにぴったりですよね。インパクトあるビジュアルは、テーブルに登場した途端、みなの視線を独り占めすることでしょう。

もうひとつの Croque-cakes=クロック・ケークは、チーズ、ハム、パンで作る、フランスではおなじみの軽食「クロック・ムッシュ」をケークにしたものです。通常、クロック・ムッシュは1人分が1枚の皿でサーブされますが、パウンド型で焼くことでごちそう感が出ますし、切り分けてみなで食べることもできます。これもやはりパーティなどで役に立ってくれそうです。

生地を作る必要がないというのはなによりのメリット。いつもの食パンがぐんとおいしくなって、なんだか得した気分にもなります。

どちらもパン自体のおいしさは大した問題ではありません。どんなパンでも、うんとゴージャスに、とってもおいしく変身させてくれるレシピばかりです。楽しくておいしいこの魔法、どうぞお試しくださいませ。

著者プロフィール

料理・レシピ制作:フードスタイリスト。短大の栄養科卒業後、食品会社へ勤務。働きながらフードコーディネーター養成スクールに通い、卒業後同校の講師となる。その後独立し、雑誌や書籍を中心にスタイリング、料理製作を手がける。著書に、『毎日おいしい幼稚園のお弁当』(大泉書店)がある。

「2015年 『バムとケロのおいしい絵本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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