- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784391160123
作品紹介・あらすじ
年を重ねることが、楽しくなってくる本! “50代以降の生き方”の教科書、第1弾(「老いに親しむレシピ」シリーズ)。高齢者の“希望の星”・冒険家の三浦雄一郎さん(90歳)が、心身ともに衰えが進んでも「ワクワクする人生を実現する方法」を徹底公開。シニアになってからの三度の「エベレスト登頂」(70歳、75歳、80歳)で知られる冒険家の三浦雄一郎さん(90歳)は、じつは2020年からのコロナ禍の最中、要介護4の「寝たきり」状態になっていました!しかし2023年夏、3年を越えるリハビリ生活を経て、なんと富士登山に挑戦、奇跡の復活へ! その復活の軌跡を、サポートしてきた息子の豪太さんとともに語る本書は、シニア層だけでなく、高齢の親をもつ子ども世代(ミドル層)にも非常に役立つ一冊となっています。エベレストでの滑降も「冒険」、要介護4から富士山を目指すのも「冒険」。──中年期、冒険をやめて怠けてメタボになり、医者から「あと3年以内で……」と余命宣告をされた雄一郎さんが、高齢になって三度もエベレストに登れたのは「エベレストに登頂したい」という目標を設定し、それに向かって前進したから。目標には不思議な力があり、人間の歩みを後押ししてくれます。雄一郎さんの場合はたまたま冒険家という職業を選んでいたので、その目標がエベレストや富士山になっただけ。目標はどんなことだっていいのです。目標に向かって歩き出せば、仮にゴールにいたらなくてもスタート地点よりは前進している状況になる。途中で挫折したらまたスタートすればいい。三日坊主で終わったとしても、三日分は進んでいることになる。雄一郎さんはそう語ります。年を重ねることの難しさをあらためて教えられ、そして励まされ、読み終わったあとには涙がこぼれる、中高年層必読の一冊。90歳を超えても元気でいられる三浦雄一郎流の健康術から、老親介護のつらさをほぐす三浦家の「ポジティブサポート」の考え方まで。三浦親子に学ぶ、“目からウロコ”の健康長寿&老親介護の新常識が満載!何歳になろうとも、希望はある!老親へのプレゼントにも最適!【本書「はじめに」より抜粋】新型コロナウイルスが人類を未曽有(みぞう)の危機に陥れていた2020年。87歳だった私は「頸髄硬膜外血種」という病を患った。それは、「冒険家」の私から身体の自由を奪うものだった。以後、私は「要介護4」に認定された。しかし、私は諦めなかった。また立ち上がり、新たな目標のために歩き出している。本書は、その過程を包み隠さずに綴ったものである。本書が、ひとりでも多くの不安を抱えている人、困難に立ち向かおうとしている人、希望を失いかけている人に届くことを願っている。三浦雄一郎
感想・レビュー・書評
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偶然2冊続いて青少年向けの本を読むこととなった。
字が大きい。
あ。違う。今気づいた。
これは老人向けの本なのだ。
内容は、、
エベレスト直滑降で有名な三浦雄一郎さん。
60歳でリタイアした後不健康になり、
それを取り戻すべく、
99歳の父親と息子と、親子三代でエベレスト登頂。
更に挑戦は続いていたが、87歳で頚髄硬膜外血症に倒れ、要介護4に。
さすがの三浦もここまでか、と思いきや、
リハビリ次第で蘇ると知るや否や、目標を立て、頑張り始める。
適度に休みながら。コロナのさなかだ。
そして要介護1になり、仲間の支援、アウトドア用車いすを利用して、
90歳にして富士山登頂に成功する。
目標をもつことの素晴らしさ。
この本が、三浦親子が老人たちにいいたいのはこのことだ。
副題は 老いに親しむレシピ
コメントは 90歳を越えても、わくわくする人生は実現できます
そう、目標を持つためにはワクワクしないとできない。
パッション、情熱を持つことだ。
これはAIにはできない、人間だけのこと。
動物だと本能、かな。
人間だけが持っている不思議な感覚。
これを大切にすることが、生きていくうえで一番大事なことだろう。
私は今マラソンが分岐点になっているが、
それだけでなく、わくわくしながら生きていきたい。
多くの人に会うのも、会うことが楽しいから。
美味しい料理、美味しいお酒も。
世界最高峰のラグビーも。
わくわくしよう
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