はじめての宗教学: 風の谷のナウシカを読み解く

著者 :
  • 春秋社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393203019

感想・レビュー・書評

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  • 宗教学初心者にとっては興味深い内容。もう少し詳しく宗教について知りたくなった一冊。

  • ◆戦う少女が主人公の人気アニメに込められた宗教的メッセージとは?楽しみながら学べる新しいタイプの入門書。

    ◆◇cf. フィリップ・アリエス『子供の発見』
     ◇あくまで本当に「はじめての」。宗教学への興味への取っ掛かりとしては悪くないと思う。ナウシカ自体を100倍面白く観れる!というよりは、宮崎アニメや宗教映画など示唆に富んだ映画を観る際に、思想的背景や何を参考に制作しているか、または伝承しようと試みているかに、より着目するようになると思う。宗教学と文化人類学は在学中にもっと勉強したい。

  • ナウシカ好きなら読むべし!!
    色んな視点でナウシカを観れるし、宗教学の基礎的な考え方みたいなのが学べる本です。

  • 題名の通り宗教の本。「ナウシカ」は単なる取っ掛かりである。少々こじ付けではないかと思えるところもあるが、「ナウシカ論」ではないので、目をつむる。イスラム教や仏教などの違いと類似など、宗教に興味が向く本だった。

著者プロフィール

一九五三年、神奈川県に生まれる。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授などを経て、現在、慶應義塾大学非常勤講師。専門は宗教学(チベット・日本密教)で、とくに修行における心身変容や図像表現を研究。著書に『マンダラとは何か』(NHK出版)、『密教』(ちくま学芸文庫)、『はじめての宗教学』『お化けと森の宗教学』『千と千尋のスピリチュアルな世界』『カラーリング・マンダラ』『お坊さんのための仏教入門』(以上、春秋社)、『空海と密教美術』(角川選書)ほか多数。

「2019年 『密教の聖なる呪文 諸尊 真言 印 種字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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