韓国はなぜキリスト教国になったか

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  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393222065

作品紹介・あらすじ

いまや人口の4割近くをキリスト教徒が占める韓国。そうなるまでの過程には、日本が深い関わりを持っている。信仰にもとづく韓国人の精神性と行動の原理を、クリスチャンの視点から解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 日本のキリスト教牧師であり親戚に韓国人がいる著者が韓国でのキリスト教信者急増について取り上げた著作。両国の文化を肌身で知っているからこそ、たとえとなる具体例をあげながら書かれていて著者の主張が感覚として伝わってくる。韓国でのキリスト教急増の原因に、地政学を原因とした歴史と国民性(性格)をあげているのは面白い。著者の主張への賛否はともかくも(主張はその人の属性に束縛されるから)、隣国である韓国について学ぶ姿勢が必要だという気持ちになった。私たちはあまりにも隣国である韓国について無関心すぎないだろうか。

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著者プロフィール

1942年三重県生まれ。東京神学大学修士課程修了、米国南部メソジスト大学卒(修士)、西部アメリカン・バプテスト神学大学卒(博士)。日本キリスト教団東舞鶴教会、田浦教会、米国合同メソジスト教団ホイットニー記念教会、銀座教会、頌栄教会、聖隷クリストファー大学で牧師として働き隠退。 著書に『牧師の仕事』(教文館、2002年)、『キリストの教え』(春秋社、2007年)、『礼拝の祈り』(教文館、2014年)、『1年で聖書を読破する。』(いのちのことば社、2016年)、『聖書検定公式テキスト』(聖書検定協会、2017年)、『福音派とは何か?』(春秋社、2019年)など多数。

「2021年 『聖書の「死と天国」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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