野口体操感覚こそ力

著者 :
  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393312681

作品紹介・あらすじ

敗戦の年、呆然と立ちつくした焼け跡で、大地と自分とが地球生命であることの実感を得た野口三千三(一九一四〜一九九八)によって創始された「野口体操」は、質的価値観に根ざしたからだ内部への細やかな探究を志向する。からだの力を抜き、重さに任せることによって得られる、ゆらゆらとゆれる気持ちのよい動きを基本とするこの体操は、量的価値観による筋力増強を主目的とする従来の体操観を根底から覆す。その身体的思考に基づく独創的な自然・人間観、運動・感覚・言葉論は、幅広い層からの共感を得ている。

感想・レビュー・書評

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  • 野口体操、彼の哲学は先を読んでいると思います。

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著者プロフィール

東京生まれ。国立音楽大学器楽課ピアノ科卒。1975年から野口体操創始者・野口三千三に師事。四半世紀に渡り助手を務める。「野口体操の会」主宰。朝日カルチャーセンターや大学で体操指導・ワークショップに従事。野口没後「野口体操ふたたび」と題して東京藝大で体操集中講義を実施。『野口体操入門』(岩波現代文庫)ほか著書多数。

「2022年 『「野口体操」ふたたび。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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