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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393323786
作品紹介・あらすじ
人間の愚かさ、切なさ、いじらしさ。人類の祖アダムやイスカリオテのユダからキリニウスまで全二六人、聖書が語る赤裸々な人間のすがたが、あなたのこころをふるわせます。
感想・レビュー・書評
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・大抵のカードで描かれているキングは同じ人物です。ハートのキングは中世のフランク王国のシャルルマーニュ、ダイヤのキングは古代ローマのガイウス・ユリウス・カイサル、クラブのキングは古代ギリシアのアレクサンドロス三世、そしてスペードのキングはイスラエルの大王ダビデです。
・過ちを犯した人の反省の仕方には二通りあるのです。ひとつは、自らの過ちを正しく受け取り、取り返しのつかないその過ち自体を反省する人です。自分の過ちに気が付いた人はもう同じ過ちは繰り返さないものです。しかしもうひとつは、今回の過ちはなぜバレてしまったのか、と反省する人です。この人は真実の意味で反省していませんから、同じ過ちを繰り返すのです。より巧妙に。
・信仰とは、下の舞台を捨て、それから離れ、上の世界に逃れることではありません。下の世界がなくなり、上の世界だけになるように努力することでもありません。信仰とは生きている間、逃れることの出来ない下の世界で、上の世界があることを確信できることです。
・イザヤ書40章から55章までは、それまでのイザヤ書1章から39章までを書いたイザヤとも、56章以下の部分を書いたイザヤとも違う人物が書いたと言われています。彼は、通称「第二イザヤ」と呼ばれています。イザヤ書を読んでみますと、39章までとそれ以後では、背景になっている政治的、社会的状況が明らかに違っていることがわかります。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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