重力と恩寵 新版

  • 春秋社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393325391

作品紹介・あらすじ

ぼくらがいま必要としているのはパンではなく、詩なのかもしれない。シモーヌ・ヴェーユの魂をゆさぶる真実のことば。

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読み返したい本。

  • 読みつづけるのだろうな、と考える。
    ときに暑っ苦しいくらいの、このひとの言葉、それでも、響くんですよね。なぜか。

  • -服従は、最高の徳である。必然を愛すること-

    フランスの女性思想家で、1943年34歳のとき、食物を拒否し、死去したシモーヌ・ヴェイユ。論理的で、鋭く、激しいまでに厳しい言葉の数々は魂を揺らします。世事にキュウキュウとして弱弱しくなっている自分に喝!

    選書:小日向

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著者プロフィール

Simone Weil 1909-1943。フランスの女流思想家。リセ時代にアランの教えをうけ、のち哲学の教師についたが、労働運動に深い関心を寄せ、休職して工場に女工として入り8ヶ月の工場生活を体験。36年スペイン内戦では人民戦線派義勇軍に応募。40年独仏戦のフランスの敗北で、ユダヤ人であるためにパリを脱出。その頃キリスト教的神秘主義思想を深める。42年アメリカに亡命、自由フランス軍に加わるためロンドンに渡るが、病いに倒れ、43年祖国のため食を断って衰弱死する。彼女の生涯と遺作は、不朽の思想としてカミュをはじめ世界の文学者、思想家に深い感銘と影響を与えた。

「2020年 『重力と恩寵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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