穴と境界: 存在論的探究 (現代哲学への招待 Japanese Philosophers)
- 春秋社 (2023年1月17日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393329078
作品紹介・あらすじ
実体や普遍といった大問題ではなく、穴と境界という、身近にありつつ、存在と無、具象と抽象、物質と非物質、ものとことの間でうごめく奇妙な何かを通して存在の秘密へ読者を誘う野心作。初版刊行後の反響や議論の発展をまとめた追記を増補し、ますます充実。
感想・レビュー・書評
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穴と境界という、在るのかないのか微妙で考えさせられる題材をもとに存在論について考えるための本。正直第1章と附論は苦手で遠慮したいタイプの哲学講義だったのだが、穴と境界についての章は非常に面白く頭を捻るのがとても楽しかった。個人的には穴や境界を作っているのは人間の認識だったり言葉だったりするような気もするのだが、まぁ素人の浅知恵、かな。
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