死ぬのは法律違反です: 死に抗する建築:21世紀への源流

著者 : 荒川修作 マドリン・ギンズ 河本英夫

• 春秋社 (2007年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[occuppsyさんの感想 · 2018年7月9日]

図書館本 520.4-A63-1 (100070212065)
図書館本 520.4-A63-2 (100070212058)

[vilijonkka＊フィリフヨンカさんの感想 · 2009年8月3日]

日本の現代建築における身体性ブームの火付け役はこの人らだった。

養老天命反転地に代表される彼らの活動は、どの建築家も批評できていないし、誰も真似できない。誰からも一目置かれる存在である。そんな彼らの「建築する身体」に対する断片の集積がこの「死ぬのは法律違反です」。断片の集積とは、１つの論ではなく、論の集積に過ぎないという意味であり、それは題目に書かれているように政治力を意識した"法律"だからである。

ド級に面白い。
ドMでもそうでなくても荒川さんにどつかれましょうという身体的結論。