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- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393365236
作品紹介・あらすじ
『夜と霧』との出会いから50年。半生をかけた書物との対話から見えてきたフランクル思想の深さと優しさ。フランクル理解の第一人者が「対話形式」でつづる新しい入門書。
感想・レビュー・書評
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絶望、生き甲斐のない人生、
家族もなく可愛がる対象もなく、
孤独に押しつぶされそうな時間、
病気、愛するものとの死別、
そういった状態のなか、どうしたら人は生き続けることができるのか、ずっと考え続けている。
その答えはフランクルの「夜と霧」に書いてあった。
でも強靭な精神がなければ自殺を選ぶんじゃないか・・
質問形式で書かれたものだから私にも分かり易かったけれど、唯一心に残ったのは、そのまんまフランクルの「人間とは何か」という本の一文だった。
”人生それ自身が人間に問いを立てている、人生にこたえねばならず、人生に責任を持たねばならない”
心底絶望の中に陥ったときに這い上がることは、必ずだれにでも出来うることなんだろうか。やはりそこには、耐える精神力と、そこから始まっていくかもしれない何かとの関係性に力を貰い、生き続けていくことができるひともいるんだろう。そこにはやはり、宗教が力を持つと思う。
私はどうだろうか。でも人生に試されたくはない。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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